「カナダ産乳飲み仔豚の甜麺醬ソース」に締めの「フランス産モンサンミッシェルのムール貝を使った和え麺」など……。ジャンルを超えた手法とグローバルな食材を自在に操る東京チャイニーズの雄が、ここ「レンゲ」の西岡英俊シェフ。
選べるメインディッシュから、乳飲み仔豚の甜麺醬(テンメンジャン)ソース。皮はカリカリ、肉はしっとりと焼き上げた仔豚のローストは優しくミルキーな味わい。
中国料理の枠にとらわれない自由な発想と素材へのアプローチは、“中華タパス”の提案で話題を呼んだ新宿店時代から変わりません。2年前、新宿から銀座に移転してからはさらに自由度を増し、多彩な味の数々を少しずつ楽しめるおまかせコース一本に絞って腕をふるいます。
うまみ豊かな「バフンウニの黄金麻婆豆腐」。