奈良の桜紀行 第19回(全25回) 奈良の桜こそ、私たちが今いちばん見たい風景ではないでしょうか。新たに誕生した宿、地元に愛される美食処とともに古都の桜の名所をご案内します。
前回の記事はこちら>> 粟 ならまち店(勝南院町)
全コースにつく籠盛り。大和まなや片平あかねなどの大和伝統野菜を使った料理や、大和牛ローストビーフ、汲み上げ湯葉、手作りこんにゃく。奈良の伝統野菜とおいしいものが一堂に
築140年の町家を改装したお座敷で奈良県産のさまざまな食材を味わえる和食店。店から程近い清澄の里で無農薬栽培されている大和や世界の伝統野菜をふんだんに用い、コースひと通りでおよそ30種類の野菜を楽しめます。
四季折々の料理が10品ほど並ぶ籠盛りに、昼は柔らかな食感の大和牛の陶板ステーキがつくコースやセットが4種類。滋味を引き出す味つけで、デザートにも奈良らしさが光ります。
下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。 Information
粟(あわ)ならまち店
奈良市勝南院町1
- 火曜定休 昼3190円〜、夜5500円〜。要予約。
撮影/大泉省吾 取材・文/西村晶子 ※料理の内容は、一部変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
『家庭画報』2022年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。