軽井沢の秘密 第5回(全25回) 恵まれた自然の中で、趣味や「森の生活」を愉しもうとする優雅なライフスタイル、食道楽をうならせる美味、軽井沢人だけが知るスポットなど、知られざる軽井沢の秘密に迫ります。
前回の記事はこちら>> 軽井沢通にこっそり教わった、名店・新店に「美味の秘密あり」
人々が求める食のレベルが高く、「本物以外は長続きしない」といわれる軽井沢。その中で長年、高評価を得ている名店や名物料理、食通が注目している新店の秘密に迫ります。
非日常へと誘う秘密のワイン蔵「キャーヴ·ド·プリマヴェーラ」
奥行きのある蔵に整然と並ぶワインはその数約7000本。9割以上がフランス産で、4000円台のものから希少な「ロマネ・コンティ」のマグナムボトルまで、最高の環境で出番を待つ。
フランス料理の名店「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ」(TEL:0267-42-0095)と姉妹店「ピレネー」(TEL:0267-41-3339)「穏坐」(TEL:0267-42-0095)の3店共通のワイン蔵は、いずれかの店で食事もしくは宿泊をする人のみが案内してもらえる予約制の隠れ家的空間。
「プリマヴェーラ」の小沼康行シェフ(写真)は、「ソムリエに相談しながら自分でワインを選んだり、食前酒や食後酒を召し上がることもできます」と話す。
●キャーヴ・ド・プリマヴェーラ 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1181-8 ※予約は各店舗にて。
蠟燭の灯に胸が高鳴るワイン蔵。グラスを満たしているのは「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ」特製食前酒。 撮影/本誌・坂本正行 取材・文/清水千佳子
『家庭画報』2022年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。