軽井沢の秘密 第9回(全25回) 恵まれた自然の中で、趣味や「森の生活」を愉しもうとする優雅なライフスタイル、食道楽をうならせる美味、軽井沢人だけが知るスポットなど、知られざる軽井沢の秘密に迫ります。
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「骨付き信州豚の薪グリル」(2~3名分6500円)。うまみがぎゅっと詰まり、引き締まった肉質は薪火焼きに最適。骨ごと焼くので肉汁もうまみも逃さない。信州食材のうまみを引き出す薪火パワー
2022年2月に開業した「ホテルインディゴ軽井沢」はナチュラルでスタイリッシュな佇まいが風景に溶け込む、隠れ家のような一軒です。
「KAGARIBI インサラータ」(2300円)。ハンサムグリーン、ハンサムレッド、ピンクロッサなど近隣の野菜をたっぷりと。ロビーラウンジの大きな暖炉、ミズナラや白樺がそよぐ中庭など、避暑地・軽井沢の魅力が詰まった館内で、“軽井沢時間”を最も味わえるのはダイニングでのひとときかもしれません。
「暖炉や薪は軽井沢の暮らしと切り離すことができないもの。新鮮な地元食材の持ち味をストレートに引き出した薪火イタリアンでお楽しみください」(古村和也エグゼクティブシェフ)。
薪火の香りをまとった信州ポークや軽井沢野菜のグリルはワインとの相性も抜群。
「香りに深みがあるのは、ナラやクヌギの薪を使っているから。肉はもちろん野菜もできる限り大きいまま薪火で焼き、甘味とうまみを閉じ込めます。新鮮だからこそ生まれる味。料理をする自分も発見、感動の日々です」。
下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。 Information
オールデイダイニングKAGARIBI
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字屋敷添18-39 ホテルインディゴ軽井沢1階
- ランチコース3600円~、ディナーコース6000円~、アラカルトもあり(いずれも税・サービス料込み) 夜はなるべく予約を
撮影/角田 進 取材・文/露木朋子
『家庭画報』2022年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。