女性ホルモンに働きかける スパイスの香りで健やかに 第7回(全9回) スパイスには漢方薬に使われるものも多く、古よりその健康効果が期待されてきました。近年の研究から、スパイスの香りが脳の視床下部に作用し、女性ホルモンを増やすこともわかっています。この夏は更年期のゆらぎを乗り越える健康アイテムとしての魅力に注目してみましょう。
前回の記事はこちら>> 黒こしょうの辛味がアクセント
トマトとディルのサラダ
テーブルクロス、ナプキン/すべて麻平使用スパイスの健康効果
黒こしょう=冷え症の改善、食欲増進、疲労回復など
作り方以前の記事でご紹介した
トマトビネガーのトマト(6個)をカットし、
黒こしょうビネガー液(大さじ1)であえ、生のディルを飾る。好みでビネガーに入っている黒こしょうの粒をたたいて入れる。
「エピス ギンザ」オーナーシェフ・スパイススタジオ代表
朝岡久美子(あさおか・くみこ)さんスパイス会社を経営する両親のもとで育ち、大学では農学部で食の根幹を学ぶ。「スパイスブレンドが織り成す香りと味覚」をテーマに、アカデミー事業、コンサルタント、講演などを通してスパイスの新たな魅力を発信。http://www.epiceginza.co.jp/ 〔特集〕女性ホルモンに働きかける スパイスの香りで健やかに(全9回)
撮影/鍋島徳恭 スタイリング/阿部美恵 取材・文/渡辺千鶴
『家庭画報』2022年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。