次の九州は“美味しい”を訪ねて 第18回(全23回) 佐賀県と長崎県は2022年9月に西九州新幹線の開業を控え、旅の目的地として再び注目が集まっています。今回は新幹線が走るエリアを軸に「美味しい」をキーワードに探訪しました。
前回の記事はこちら>> 進化する伝統菓子「令和版 シュガーロード」
江戸時代に砂糖が運ばれた長崎街道。伝統のお菓子のほか、今の時代に合わせて進化したスイーツも登場しています。
[佐賀]鶴屋 佐賀本店
地元では牛乳に浸したり、オーブントースターで焼いたりして食される。その応用でアイスクリームとマーマレードが誕生。佐賀藩の御用菓子を、新感覚で召し上がれ
佐賀を代表するシュガーロードのお菓子といえば丸ぼうろ。佐賀ではおやつとしてだけでなく、トーストして朝食にしたり、ちょっとお腹がすいたときにも食べられています。
これをヒントに「鶴屋」では、“添えて食べる”新しい丸ぼうろの食べ方を提案。
こくがありながらも爽やかな後味のアイスクリーム、佐賀県産の柑橘・クレメンティンを使った豊かな香りと果皮の歯応えのあるマーマレードが、丸ぼうろの素朴な美味しさを引き立てます。
下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。 Information
鶴屋 佐賀本店
佐賀県佐賀市西魚町1
- 丸房露(5個入り)432円、丸房露のためのアイスクリーム290円、丸房露のためのマーマレード540円
撮影/阿部 浩 取材・文/羽根則子 イラスト/駿高泰子 取材協力/長崎県 九州観光機構 九州旅客鉄道
『家庭画報』2022年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。