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タサン志麻さんが提案するフランス風おせち。定番「祝い肴三種」を子ども向きの仕立てに

2022.12.19

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タサン志麻さんのフランス風おせち 第2回(全10回) おせち料理を手作りし、お正月に家族で囲むことは、日本で古来続けられてきた大切な食文化です。一方、現代ではその姿が変わりつつあるのもまた事実。2023年のおせち料理特集は、連載でも人気のタサン志麻さんにご登場いただき、現代の嗜好に合わせた洋風のおせち料理のレシピをご紹介。この中から好みの料理を選んで手作りし、家族で迎える楽しいお正月にお役立てください。前回の記事はこちら>>
志麻さん一家毎年クリスマスを盛大に祝い、お正月はふだん通り過ごすタサン家。今年は初めてきもの姿で食卓を囲んで。「アニメの主人公みたい」とはしゃぐ真之介くん5歳、正太郎くん3歳、ご機嫌な燦(さん)ちゃん1歳をにこやかに見守る志麻さんと、夫のロマンさん。黒の正角盆、朱と黒の丸盆/漆器 山田平安堂 グラス、ガラスの徳利、猪口/スガハラショップ青山 鶏肉と野菜のブレゼのプレート/チェリーテラス・代官山 テーブルクロス/アクセル ジャパン 男の子2人のきもの/浅見

「祝い肴三種」を子どもが喜ぶアレンジで


子ども向け祝い肴三種
子ども向けの数の子をあえたディップは、セルヴェル・ド・カニュというリヨンの郷土料理。魚卵との相性もよく、数の子にぴったり。大人向けのマリネと食べ比べも楽しい。(詳しいレシピは次のページでご紹介します>>)飲み物のグラス/スガハラショップ青山 テーブルクロス/アクセル ジャパン

ごまめのキャラメリゼ、数の子のハーブクリームチーズあえ、黒豆のバター風味


お正月の祝い膳に供される祝い肴三種。この三種が揃うと年始ならではの緊張感が心地よく、背筋がピンと伸びます。


志麻さんに大人と子ども向けにそれぞれ作っていただきました。「市販品を上手に取り入れて、手間を省くといいですよ」とアドバイス。

黒豆は煮たものを準備し、大人はブランデー風味に、子どもはバター風味に。数の子のクリームチーズあえのあえごろもは、ハーブやにんにくを入れたチーズクリーム。クリーミーな口当たりにコリコリとした食感の数の子が印象的です。

一方大人のオイルマリネにもにんにくとハーブを使いますが、こちらは油で香りを立たせたお酒がすすむ味。ごまめはキャラメリゼしておやつ感覚に仕立てます。香りの強いごぼうは、風味を生かしながらアンチョビーバターでうまみをプラスしました。(大人向け祝い肴三種のレシピは12/20公開予定の記事にてご紹介します。)
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