[完全保存版]私の最高レストラン66 第4回(全19回) 美味なる思い出は、人生の彩りとなります。家庭画報創刊66周年を記念し、小誌ゆかりの著名人の「人生の思い出に残る」美食処66軒を紹介します。
前回の記事はこちら>> 人生の節目に美味が欲しい。私の最高レストラン&このひと皿
家庭画報ゆかりの著名人、著者のかたがたに「特別な思い出がある」あるいは「特別な日に訪ねたい」最高のレストランを挙げていただき、同時に愛する「このひと皿」を教えていただきました。
「よろにく」
カツサンドとシルクロース
広島県出身なので、試合に勝ったときに家族で食べに行ったお好み焼きも心の味だが、いちばん好きな食べ物は焼肉。店ごとに違う「お気に入りの部位」だけをオーダーしてハシゴすることも。こちらはよろにくのスペシャリテ「シルクロース」。一口大のご飯に巻いていただく。「気合いを入れたいとき、お互いの気持ちを通わせたいときに」(槙野智章さん)
槙野さんのおすすめメニューの一つが「シャトーブリアンのロゼカツサンド」。極薄のころもをつけた、黒毛和牛の分厚いシャトーブリアンはとろける食感。特製のソースと、香ばしく焼いたパンで挟んでいる。サッカーチームの元気の源
槙野智章さん(サッカー元日本代表)推薦
2022年12月のW杯ではテレビで解説を担当し、サッカー界屈指の焼肉好きとしても知られる槙野智章さん。
奥さまで女優の高梨 臨さんとは、お互いに焼肉好きだったことから交際を深めました。入籍日は「肉の日」の2月9日、結婚披露宴の際には、テーブル番号代わりに焼肉の部位名を使ったというエピソードからも焼肉愛の深さがうかがえます。
そんな槙野さんが奥さまやチームの仲間ともよく訪れる、お気に入りの店の一つが「よろにく」。「肉の質がよいのはもちろん、カツサンドやデザートなど、コースとして楽しめるのが気に入っています」。
ユース時代から17年のつきあいがある日本代表キャプテン吉田麻也さんをはじめ、サッカー仲間が集まると、決まって食べるのは焼肉。
「一緒に食べるとお互いの性格がわかるんです。本音を語るには、肉を囲むのが一番。麻也は自分のことは二の次にして、チーム全体、特に今回初出場の若手の面倒をよく見ていたと思います。サッカーは体力を消耗するスポーツ。僕も解説だけで、体重が2キロも落ちましたからエネルギーの源でもある焼肉を囲んで、みんなでお疲れさま会をしたいですね」。
下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。 Information
よろにく
東京都港区南青山6-6-22 LunaRossa南青山地下1階
撮影/大泉省吾 取材・文/仲山今日子 スタイリング/中西ナオ ヘア&メイク/要海奈々 ニット(アウール)5万600円、ジャケット(イザイア)28万6000円
『家庭画報』2023年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。