EDITOR’S REPORT 街に溢れるさまざまな情報の中から、編集部員が読者の皆さまに役立つ情報を厳選してご紹介します。新しくオープンした店や、アイディアが光る新商品、地方発の注目情報など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報がきっと見つかります。
記事一覧はこちら>> 美意識溢れる空間と器で、王道の味を
「好きな空間に身を置き、吟味した素材や器と向き合うと一気にテンションが上がります」。
そう話す宮脇雅也さんは名割烹として知られた「千ひろ」や人気店「ワインと和食 みくり」などで研鑽を重ね、39歳で独立。
空間には無垢の素材、器の多くは骨董を用い、端正な美しさで至福の記憶を生んでいます。
下写真の薄氷仕立てのかに真薯は木村表斎の鶯宿梅蒔絵椀、お造りは永楽善五郎の菱皿に。
熟考された早春の気配が隅々まで満ちています。12品ほどからなるコースは2万2000円、要予約。
Information
宮脇
京都市中京区油小路通姉小路上ル式阿弥町122-1 1階
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2023年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。