上品でかわいらしい包みを手土産に
「蜜漬けのさくらんぼを食べると、幼少の頃の特別な思い出が甦ります。休日に家族と出かけたときに飲んだクリームソーダだったり、遠足や運動会のお弁当だったり……。さくらんぼは、そんなハレの日の特別感と結びついている気がします」。
記憶の糸をたぐるように語ってくださったのは、書道家の紫舟さん。
さくらんぼを口あたりなめらかなゼリーで包んだ「花桜桃」。濃いめにいれた中国茶を合わせて。「宗家 源 吉兆庵」からこの季節だけ登場する「花桜桃(はなおうとう)」は、蜜漬けにした山形県産のさくらんぼをまるごと味わうゼリーです。
甘酸っぱく爽やかな味わいはもちろん、宝石のように美しいゼリーの中に赤いさくらんぼが入ったビジュアルにも心惹かれるという紫舟さん。
さくらんぼ柄の包みは6個入1728円。そのほかに8個入2268円、12個入3348円、16個入4536円もあり。5月上旬までの限定販売。/宗家 源 吉兆庵「上品さとかわいらしさが融合したお菓子。さくらんぼ柄の包みもとてもかわいいです。日頃から気にかけてくださっている先輩がたへの感謝を、この小さな煌めきに込めてお贈りしたいですね」。
紫舟(ししゅう)さん
伝統文化である「書」を新しい切り口で再構築した作品は、唯一無二の現代アートとして高い評価を受ける。ルーヴル美術館「フランス国民美術協会展」で金賞を受賞するなど世界でも活躍。 表示価格はすべて税込みです。
撮影/本誌・伏見早織(静物) Noriaki Ito(人物)
『家庭画報』2023年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。