新「軽井沢」で楽しむ夏 第13回(全25回) 古くから、文化人、芸術家、財界・学会などの知識人に愛され続けたこの地では、住民の見識・美意識が高く、“本物”しか残らない文化があるといわれます。本物の軽井沢文化を担う住み手の暮らしを追いながら、名門避暑地たる所以を探りました。
前回の記事はこちら>> パンとスイーツ散歩
軽井沢から、少し足を伸ばして小諸まで。散歩のおともにも、手土産探しにもおすすめの話題の新店3軒を巡ります。
・
保時鳥(小諸)・
沢村ロースタリー 軽井沢(旧軽井沢)・ラ パティスリー タカヒロ タカヒロ(長倉)(8月3日配信予定)
沢村ロースタリー 軽井沢(旧軽井沢)
(右から時計回りに)エスプレッソレモネードソーダ(880円)、ルバーブとストロベリーのパイ(748円)、クラップフェン(660円)とハンドドリップコーヒー(693円~)。旧軽散歩に花を添えるコーヒー×スイーツ
信州のフルーツを使ったパイや、ふっくらしたドーナツ各種など、店頭に20種以上並ぶスイーツはすべて、“コーヒーに合うように”作られたこの店舗のオリジナルです。
店舗を見守るように置かれた大きな焙煎機ではシングルオリジンを含むコーヒー豆をロースト。そしてコーヒーは、オーダーを受けてから淹れるハンドドリップも。コーヒーマニアもスイーツ好きも見逃せない一軒は、薪ストーブやライブラリーのある2階席の居心地も抜群です。早朝から営業というのも嬉しいポイント。
バリスタの技を目の前で。大人気「コーヒーあんドーナッツ」(396円)。 Information
沢村ロースタリー 軽井沢
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢8-11
撮影/大泉省吾 取材・文/露木朋子 ※表示されている料理は状況によってメニューや盛りつけが異なる場合があります。また、店の営業時間、定休日は時期により異なる場合があります。
『家庭画報』2023年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。