新「軽井沢」で楽しむ夏 第17回(全25回) 古くから、文化人、芸術家、財界・学会などの知識人に愛され続けたこの地では、住民の見識・美意識が高く、“本物”しか残らない文化があるといわれます。本物の軽井沢文化を担う住み手の暮らしを追いながら、名門避暑地たる所以を探りました。
前回の記事はこちら>> 軽井沢通に聞く「私の“本物印”軽井沢」
軽井沢ライフを豊かにする憩いの場やアートスポット、美味処などについて、『家庭画報』本誌ゆかりの軽井沢通に伺いました。
軽井沢安東美術館 代表理事
安東泰志さん
旧軽井沢の静かな別荘地の散策は心身を落ち着かせてくれます。大通りを一本外れて、美術館や古い別荘地を巡る時間こそが軽井沢を訪れる醍醐味だと思います。
歩いているとオーストリア料理の「ハミーズ」のような素敵な店と出会えることもあります。
「レストラン ハミーズ軽井沢」で一番人気の「ウィンナーシュニッツェル」(3520円)と「軽井沢高原野菜のサラダ」(Mサイズ1650円)。撮影/大泉省吾レストラン ハミーズ軽井沢長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1263-5
TEL:0267(46)8383
(営)11時~14時、17時~20時(ともにLO) 水曜定休
また毎夏、『軽井沢国際音楽祭』を楽しんでいますが、「軽井沢ユニオンチャーチ」などで開催されるコンサートも素晴らしい。私どもの美術館でもサロンコンサートを開いていますので、お立ち寄りください。
1897年にプロテスタントの宣教師が設立した教会「軽井沢ユニオンチャーチ」。宣教師たちの親睦を深めリフレッシュする場としても使われている。撮影/本誌・坂本正行軽井沢ユニオンチャーチ長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢862
取材・文/露木朋子
『家庭画報』2023年8月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。