イスラエルの朝食・卵メニューはスパイスの香りが食欲をそそります

シャクシュカという卵料理をご存知ですか？ イスラエルで朝ご飯に食べられている、エスニック版の目玉焼きといった一皿です。これぞ“THE異国の味”という感じのパプリカパウダーとクミンパウダーの香りが、朝から食欲を刺激します。朝食メニューですから、ササッと作れることが大前提。シャクシュカも10分もあれば完成しますよ。

ベーシックなレシピではみじん切りのにんにく、玉ねぎ、カットトマトをスパイスで味付けし、真ん中に卵を落として半熟まで煮るのですが、本レシピのようにトマトペーストを入れると、コクがでるのでオススメです！　フライパンのふたがない場合はアルミ箔で覆えばOK。ぜひ作ってみてくださいね。料理研究家・重信初江さんの『ぜんぶ 卵レシピ』より。

【材料　1人分】
・卵　2個


・オリーブオイル　大さじ1

・にんにく（みじん切り）　1かけ分

・玉ねぎ（みじん切り）　1/4個分

・カットトマト（缶詰）　1/2缶（200g）

・トマトペースト（あれば）　大さじ1/2

・A [水　1/2カップ／塩　小さじ1/4／こしょう、パプリカパウダー、クミンパウダー　各少々]

【作り方】
1：直径15～16cmのフライパンにオリーブオイルを弱めの中火で熱し、にんにくと玉ねぎを焦がさないように、しんなりするまで2～3分炒める。

2：カットトマトとトマトペースト、Aを加え、煮立ったら卵を割り入れる。

3：弱火にしてふたをし、卵が半熟状になるまで4～5分煮る。

どのご家庭の冷蔵庫にも入っている身近な食材「卵」を使った、アイデアあふれる61品をご紹介。得意ジャンルの幅広い料理研究家・重信初江さんが、和・洋・中・エスニックと、バリエーション豊かに教えてくれるので、毎日作っても飽きません！　T・K・G（卵かけご飯）バリエーションや煮卵などの作りおき、目玉焼きや温泉卵などの基本料理など内容満載。かばんにもすっぽり入る新書サイズも特徴です。