「パテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)とバゲット、そしておいしいワインがあれば、立派なおもてなしになります」と話す宮澤奈々さん。レストランやデリカテッセンでもおなじみのフランス料理の定番は、手作りすると「よりやさしい味でお肉そのもののうまみを楽しめます」。
今回は宮澤さんが家庭で作りやすくアレンジした、パテ・ド・カンパーニュのバリエーションを教えていただきました。
宮澤奈々さん「パテのたねには豚肉のさまざまな部位を使うことがおいしく仕上がるポイントで、ご家庭ならば細切れ肉をざくざく刻んで使うのがおすすめです」と宮澤さん。
テリーヌ型などの型を使うレシピが一般的ですが、今回のようにラップでクルッと包んで成形すれば、型も不要。
ころんとした丸い形は盛りつけると愛らしく、また崩れることなく美しく切り分けることができます。
一方で、持ち運べる耐熱容器にパテのたねを詰めて仕上げる手法も。こちらは手土産にしても喜ばれる逸品になります。