宮澤奈々 素敵なおもてなしのプレゼンテーション 第3回(全3回) 東西に長い日本列島に住んでいる私たちは、四季折々、さまざまなフルーツを身近なものとして楽しめます。おなじみのフルーツも、切り方ひとつで目にも楽しく華やかなひと皿に。食卓にパッと花が咲くようなフルーツカッティングのテクニックを宮澤奈々さんに教えていただきます。
前回の記事はこちら>> 人気のフルーツにも楽しいアレンジを
宮澤奈々(みやざわ・なな)料理研究家。家庭でも再現しやすい、アイディア満載のスタイリッシュなおもてなし料理が大人気。料理と器のスタイリングやテーブルコーディネートの提案、器の監修も手がける。このたび本誌での2年間の連載をまとめた『
素敵なおもてなしのプレゼンテーション』を上梓。
カッティングのやり方を動画でもチェック!>>ギザギザりんごのユニークなボックス
「りんごの宝箱」
りんごは側面から水平にナイフをギザギザに入れて切り離し、くりぬき器で芯を取り除いてから果肉をくりぬく。りんごの器に、くりぬいた果肉と、「ぶどうのビジュー」(
こちらの記事参照)をバランスよく盛り込む。りんごの赤と白のコントラスト、みずみずしく光るぶどうの組み合わせが美しい。
BENTOスタイルに盛りつけた
「いちごのディップ」
さまざまに飾り切りをしたいちごをシトロンケース(
こちらの記事参照)に入れたコンデンスミルクにつけていただきます。いちごは「ぶどうのビジュー」(
こちらの記事参照)と同様に「翼」、「羽根」、「花」を作る。
ほか、いちごのへたをV字に切り離し、断面がハート形になるよう縦半分に切った「ハート」(下写真)も簡単で愛らしい。シトロンケースに合うサイズの器が無い場合は、切り落としたライムの上部をくりぬいた側の底に詰めて容器にし、そこにコンデンスミルクを注いでもよい。
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こちら>>)
〔特集〕宮澤奈々 素敵なおもてなしのプレゼンテーション(全3回)
撮影/角田 進 レシピ原稿/柴田 泉
『家庭画報』2020年10月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。