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おなじみの一品料理が独自のアレンジで進化「和食晴ル」

2021.02.26

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心静かに、向き合いたい 京都の美に触れる 第15回(全17回) この時期の京都は観光客も少なく、心静かに本来の魅力を堪能できる絶好の季節です。京都を代表する料亭が満を持して開催する“料亭美術館”、精緻な“手業の美”に出会える美術館やショップ、そして“冬の美味”を味わう食事処──。今、注目の京都のさまざまな美の形が、ここにあります。前回の記事はこちら>>

【一品料理派】和食晴ル〈綾小路高倉〉


冬のおすすめ一品料理
冬のおすすめ一品料理
手前から、山椒の辛みがきいた醬油で味わう「牡蠣フライ」1000円、九条ねぎを牛肉で巻いていただく「和牛すき焼き」2000円。

おなじみの料理が独自のアレンジで進化


「メニューはオープン以来、ほぼ同じですが、お客さまの反応を見ながら日々調整しています。特におなじみの料理は進化させてうちらしい味になってきました」と話す料理長の桔川晴年さん。


締めの一品
締めの一品
さばの上身と腹身にしょうがの醬油漬けとねぎを添え、のりで巻いた、売り切れ必至の「晴ル風鯖寿司」。2切れ900円。締めにはほかにラーメン、鴨カツ丼などもある。

人気のさば寿司はのり巻きに、かきフライには自家製山椒醬油を合わせるなど、独自のアレンジが施されています。

さらにおでんはたねごとに下ごしらえをしてひと鍋で炊き合わせ、自家製のしんじょや鯛のかまといった変わりだねも。

連日売り切れてしまうので、早めのオーダーがおすすめです。

おでん
「おでん」は3月末まで。定番のおでんだね以外に「浅利真丈」や「鶏肝真丈」、「穴子と菊菜」は炊き合わせ風に楽しめる。1つ250円~。

和食晴ル

和食晴ル(わしょくはる)
京都市下京区綾小路通高倉南西角神明町230-2
TEL:075(351)1881
営業:平日17時~、20時〜の2部制 土曜・日曜は16時~、18時~、20時~の3部制 月曜定休(祝日の場合は翌日休)
一品料理1000円~2000円が中心 要予約

〔特集〕心静かに、向き合いたい 京都の美に触れる(全17回)

表示価格はすべて税別です。
撮影/鍋島徳恭 取材・文/西村晶子

『家庭画報』2021年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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