永久保存版。プロが教える、プロよりおいしく作れる野菜料理のコツ
2021年7月~2022年6月に家庭画報.comで連載した「
野菜料理の“ちょっとしたコツ”365」。銀座の名店「六雁」の榎園豊治さんが、1年365日休むことなく、季節ごとの野菜料理650品以上を紹介してくれました。
榎園さんは、精進料理の神様とも呼ばれる滋賀県大津大谷の月心寺の庵主だった村瀬明道尼に、野菜料理の心を学んだ料理人。まるで野菜と対話するかのような一つひとつの料理は、食べる人の心にまで作用するおいしさと優しさにあふれています。
この連載を再編集した書籍、『銀座 六雁 野菜料理のすべて』が6月9日に刊行されました。
連載で紹介した中から厳選した野菜料理・全423品を掲載、料理と器の美しさを存分に堪能できるよう前半は大きな写真で料理を紹介し、後半にレシピをまとめました。
『銀座 六雁 野菜料理のすべて』。前半の料理紹介ページ。『銀座 六雁 野菜料理のすべて』。後半のレシピページ。400ページ超えの大ボリュームで、榎園さんの知恵と技を余すところなく披露した、野菜料理の決定版です。
春夏秋冬、調理法別に野菜料理を網羅。今日の献立のヒントにも!
本書は、春夏秋冬の旬の野菜だけを使った料理を「煮る」、「焼く」、「揚げる」から「ご飯と麺」や「汁もの」、そして野菜の「甘味」まで、家庭だからこそおいしく作れるコツを惜しみなく紹介。季節を楽しむ毎日の食卓に、おもてなし料理に、そしてちょっと1品足りないときにも役立つ野菜料理が満載です。
榎園さんは言います。「レシピどおりでなくてもいいのです。料理を食べてくれる、あなたの大切な方の体調や年齢、食体験の度合いや嗜好に合わせて、あなたなりにアレンジしてみてください。それが野菜料理を楽しむということなのです」
〈内容〉・前書き ・村瀬明道尼に教わったこと ・春夏秋冬 野菜を煮る ・春夏秋冬 野菜を揚げる ・春夏秋冬 野菜を焼く、炒める ・春夏秋冬 野菜を漬ける ・春夏秋冬 野菜を和える ・春夏秋冬 野菜の小鉢・酒肴 ・春夏秋冬 野菜のおばんざい ・春夏秋冬 野菜のご飯と麺 ・春夏秋冬 野菜の汁もの ・寒い季節 野菜を蒸す、鍋にする ・暑い季節 野菜を酢で食べる ・春夏秋冬 野菜の甘味 ・おもてなし12か月 本膳料理 ・野菜料理の作り方(423品)/ほか
著者 榎園豊治(えのきぞの・とよはる)銀座並木通りにある日本料理店「六雁」初代料理長。京都、大阪の料亭・割烹で修業を積み、大津大谷「月心寺」の村瀬明道尼に料理の心を学ぶ。その後、多くの日本料理店で料理長を歴任、平成16年に銀座に「六雁」を立ち上げた。野菜を中心としたコース料理に定評がある。
『銀座 六雁 野菜料理のすべて』
榎園豊治 著
5500円(税込み)世界文化社予約の絶えない銀座の日本料理店「六雁」の店主・榎園豊治さんの集大成、春夏秋冬の旬の野菜だけを使った料理を約423品紹介しています。煮る、焼く、揚げるから野菜のデザートまで、家庭だからこそおいしく作れるコツを満載しています。器づかい、盛りつけの美しさも堪能できる、永久保存版の1冊です。
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