4月4日は、「どら焼きの日」に認定されているってご存知でしたか? 昔から人々に愛されるこの和菓子を、“桃の節句”と“端午の節句”の間の“4合わせ(幸せ)”の日に食べてほしいという思いから製菓メーカーが提唱し、日本記念日協会が認定したのだそう。
このどら焼き、お店で買うのもいいですが、意外に簡単に家庭でも作れるんです。材料も身近なものばかりで工程もそれほど難しくはありません。ポイントはやはり小豆つぶあん。本レシピではとろりとやわらかめに作り、どら焼きの皮としっとりなじんだみずみずしい味わいに仕上げます。
小豆のつぶの形を残して仕上げるつぶあんは、初めてトライするにふさわしい、あんの代表選手。さまざまなレシピに使える基本的なあんなので、覚えておくと便利ですよ。煮た小豆を一晩蜜に漬けるのがベストですが、一晩置かずにそのまま練り上げたいときは、煮上がって湯を煮こぼしたら砂糖の半量を鍋に入れます。中強火の火にかけ、へらで砂糖を溶かし、残りの砂糖も加えて焦がさないように練りましょう。好みの固さになったら火を止め、水飴を加えて冷まします。手づくりの絶品どら焼き、手土産にしてもきっと喜ばれると思いますよ。『はじめて作る 和菓子のいろは』より。
【材料 15個分】
・卵 3個
・上白糖 170g
・はちみつ 25g
・重曹 2g
・薄力粉 200g
・水 80cc
・
小豆つぶあん 450g
・サラダ油 適量