毎月23日は「天ぷらの日」。もともとは7月23日頃の「大暑」に夏バテを防ぐ目的で、疲労回復効果のある天ぷらを食べようということで制定されましたが、その後、毎月23日を天ぷらの日とするようになったのだそうです。
ということで、本日ご紹介する天ぷらは夏野菜「オクラ」。大型で黄色い花を咲かせるオクラですが、実はこの花も、実と同様に食べられるってご存知でしたか? イタリアなどでは、ズッキーニの花のころも揚げという料理がありますが、オクラの花の天ぷらはまさに同じです。花びらが開く前の、ゆるく締まっているものを食用とします。手に入れば、ぜひおすすめです。
実は、やや小ぶりの柔らかいものが天ぷら向きです。どちらも火はすぐに入るので、スピーディに揚げて取り出しましょう。指す揚げ上がりころもはカリッとしていながら、内側は柔らかくしっとり。花は1分以内、実は1分強を目安にしてください。『「てんぷら近藤」主人の やさしく教える天ぷらの基本』より。
使う揚げ油の量は、ご家庭のフライパンで高さ3cm分。これでOKです。「てんぷら近藤」では2種類のごま油をブレンドして使っているとのこと。生搾りの「太白ごま油」と、炒って香ばしい香りをつけた「焙煎ごま油」を3:1で合わせています。ただ、太白ごま油は少々高価ですよね。日常の食事ならサラダ油と焙煎ごま油を、同じように3:1で合わせるのがおすすめです。
【材料】
・オクラ 適量
・オクラの花 適量
・薄力粉 適量
・
ころも 適量
・揚げ油 適量
・
天つゆまたは塩 適量