週始めの今日は、お弁当にぴったりの魚のおかずをお届けしましょう。焼いた鮭に、同量のしょうゆ、みりん、酒のたれに漬けて香ばしく焼き、仕上げにみりんを塗って照りを出します。魚焼きグリルや焼き網には、あらかじめサラダ油を塗り、十分に加熱してから焼くと、魚の身がくっつかず、きれいに焼けますよ。お弁当の魚は一切れ30gくらいの大きさが食べやすく、味も染みやすく、お弁当箱につめやすいサイズです。『分とく山・野﨑洋光の 常備菜でつくる和のお弁当』より。
【材料 作りやすい分量】
・鮭 30g×4切れ
・A [しょうゆ、みりん、酒 各大さじ2]
・みりん 適量
【作り方】
1:切り身を並べられる大きさの容器を用意し、Aを合わせて入れ、鮭をつけて約20分置く(a)。
2:1の汁気をきり、焦がさないように魚焼きグリルなどで両面を焼く。
3:焼き上がりに、はけでみりんを塗り、照りを出す。
『分とく山・野﨑洋光の 常備菜でつくる和のお弁当』は、手軽にできておいしい野﨑流お弁当の技が満載。作りたてよりも少し時間がたってからのほうが味もしみ、うまみが一層深まる、きんぴら、煮豆、こんにゃく……、そんなお役立ちの常備菜があればお弁当も豊かになります。もちろん、鶏の竜田揚げ、肉団子、 魚のつけ焼き……、お弁当には欠かせない定番おかずや 王道の卵焼きの多彩なバリエーション、おかずがわりの手作りふりかけなど、懐かしい味、新しい味がこの1冊にぎゅっとつまっています。
野﨑洋光(著)
定価:本体1,400円+税