33歳・気鋭の職人による、ネタとシャリの調和が魅力の大きめの握り
「頰張る感覚で楽しんでいただければ」と話す佐藤浩二さんが握る江戸前ずしは、大ぶりのネタが特徴。それに合わせてシャリも絶妙な大きさと固さです。

「故郷・北海道の古代品種で、赤酢とよく合います」。粒の輪郭がはっきりしている分、握りにくいそうですが、佐藤さんの確かな技術でふんわりとまとまっています。

写真は左から穴子、こはだ、とろ、さわら、かすご。例えばさわらは醬油に漬けて甘さを引き出すなど、丁寧な仕事も白眉です。昼は握り12貫6000円~。夜は握り15貫とおつまみのお任せで1万8000円~(税・サービス料込み)。カウンター6席、要予約(1か月先まで受け付け)。
Information
冨所(とみどころ)
東京都港区新橋6-13-3 1階
To navigate, press the arrow keys. 「家庭画報」2019年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。