フレンチをベースにした、シンプルで多彩なお酒とのペアリングレシピが人気の平野由希子さん。以前から五穀せんべい「山むすび」を楽しんでいたと話します。
「軽やかなおせんべいはサラダに添えたりチーズをのせてカナッペのようにしたり……洋のものにもよく合います」。
上から海苔スープ、トマトスープ、牛スープ。お椀にスープを入れて熱湯を注ぎ、食べる直前に山むすびを入れて。好みでハーブやチーズを加えても。仕上げる過程で形のくずれた山むすびを生かしている。そんなおなじみの山むすびに、鰹昆布だしをベースにしたスープがセットになった新商品が「山むすび だしゆのこ」です。
スープは牛、海苔、トマトの3種類。とろっと濃厚な牛スープや酸味と甘みが感じられるトマトスープには「七福米塩」の山むすび、磯の香りが広がる優しい味の海苔スープには香ばしい「職人醤油 黒たまり」の山むすびがおすすめです。
「海外に住むかたに差し上げても喜ばれそう」と平野さん。五穀と発酵のお菓子をあつかう五穀屋とJALが共同で開発。JAL国際線ビジネスクラスでも好評。「山むすび だしゆのこ 5食セットJALパッケージ」2160円/五穀屋「小腹が空いたときや締めとして、ご飯よりも気軽にいただけます。トマトスープはリゾット感覚で、お昼にワインと一緒に楽しむのもいいですね」。
平野由希子(ひらの・ゆきこ)さん
書籍や広告の料理レシピ制作から商品開発、ワインや飲食店のプロデュースまで幅広く手がける。著書も多数で、最新刊は『ワインを飲む日のレシピ帖』。 表示価格はすべて税込みです。
撮影/本誌・大見謝星斗
『家庭画報』2021年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。