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地元民が愛する美味。「長崎カステラ」を求めて岩永梅寿軒へ【長崎スイーツ旅】

2022.08.31

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次の九州は“美味しい”を訪ねて 第15回(全23回) 佐賀県と長崎県は2022年9月に西九州新幹線の開業を控え、旅の目的地として再び注目が集まっています。今回は新幹線が走るエリアを軸に「美味しい」をキーワードに探訪しました。前回の記事はこちら>>

地元民が愛する美味。長崎ぶらぶら甘味散歩


長崎ぶらぶら甘味散歩

日本有数の観光地でもある長崎は、他のエリアではお目にかかれないようなお菓子に出合える場所。江戸時代に出島が貿易の窓口になり、中国やオランダから砂糖が輸入されたことで、長崎に砂糖文化、ひいてはお菓子文化が花開きました。

そんな長崎の町には、老舗と呼ばれる菓子処が多く点在しています。カステラに代表される和洋折衷の南蛮菓子のほか、長きにわたって愛されている和菓子やケーキ、季節もの、中には、ちょっとだけ食べたい、食べ物を無駄にしないなど、今の時代を反映させたアイテムも。


定番から最新スイーツまで、同じお菓子でもお店によって味わいが異なるものから、あれこれ迷いながらお気に入りを探すのも楽しいものです。

お菓子だけではありません。これらの店は、歴史を感じさせる趣のある古い建物やシックな内装も魅力です。そこにいるだけで時空を超えて旅している気分になり、訪ねてよかったと思わせてくれる──そんな長崎の町で、甘い散策をしてみませんか。

御菓子司 岩永梅寿軒


長崎ぶらぶら甘味散歩
「長崎カステラ」。焼きたてはふわっと、一晩おくとしっとり感が増し、また違った美味しさが楽しめる。

江戸時代から続く老舗で長崎ならではの和菓子を


地元のかたにおすすめを聞くと必ず名前が挙がる和菓子店。創業天保元(1830)年。眼鏡橋近く、長崎中通り商店街の一角にあり、歴史と風格を感じさせる黒い建物が出迎えてくれます。

「長崎カステラ」は、その日の温度と湿度を見ながら、職人が一窯一窯手作り。しっとりとして、口どけのよさがたまりません。

注文に応じての数量生産なので、確実に手に入れたいなら予約を。ほかにも、求肥と昆布を使った「もしほ草」など、長崎で愛され続けているお菓子も試してみたくなります。

下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。

Information

御菓子司 岩永梅寿軒

長崎県長崎市諏訪町7-1

TEL 095(822)0977
営業時間 10時~16時
定休日 火曜・木曜・日曜定休
  • 長崎カステラ1号1782円、もしほ草1袋810円

〔特集〕次の九州は“美味しい”を訪ねて

撮影/阿部 浩 取材・文/羽根則子 イラスト/駿高泰子 取材協力/長崎県 九州観光機構 九州旅客鉄道
『家庭画報』2022年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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