本物の「極上」食パン 第2回(全7回) 誰にとってもなじみ深い国民の日常食「食パン」が、空前絶後のブームです。群雄割拠の様相を呈する今、味わうべき本物の「極上」食パンとは……? 編集部では、パンライター池田浩明さんにアドバイスをいただきながら、吟味を重ねて辿り着いたおいしい「食パン」を厳選してご紹介します。
前回の記事はこちら>> 1.元中華シェフが生み出した元祖リッチ系
ベーカリー 点心(東京・西尾久)
兵庫県で大人気の食パン専門店「点心」。2018年、東京の下町に工房と店舗を構えました。
店頭にずらりと並ぶ食パン。中華のシェフであった代表の板野隆志さんが、点心の技を応用して生み出した食パンは、こっくりとリッチな味わいで口どけもよく、耳までもちっとした口あたり。練乳を練り込み、優しくこくのある甘みが特徴です。
東京・六本木ヒルズの「グランドフード ホール」でも同店の食パンを販売。「まずはぜひ、できたてを手でちぎってどうぞ」と店長の粂田 博さんが語るとおり、弾力と香り高さが深い印象を残します。
板野さん(右)と粂田さん。ベーカリー 点心東京都荒川区西尾久2‒30‒11
TEL:03(3893)1234
営業時間:11時~売り切れ次第終了
定休日:水曜
食パン 1本(1.5斤)650円(税込み)
予約可 発送可
焼き上がりは11時
おすすめの厚み/1本を6枚切り