粒感が際立つ新品種のお米「新之助」。甘みとこくがあり、炊きたての香りも格別。冷めても硬くなりにくいのがうれしい。大粒の米に込められたうまみと甘い香りは、現代の食卓が求める米の新機軸
日本一の米どころとして知られる新潟県。伝統的なコシヒカリと双璧をなすお米として新潟県が、新しいおいしさを追求し、開発したのが「新之助」です。そのネーミングは、誠実で芯が強く、かつスタイリッシュな現代的日本男児をイメージしたもの。品質への自信とブランドとしての意思の強さがうかがえます。
新潟で誕生した晩生品種の「新之助」。一定の要件を満たす生産者のみで栽培。大粒できれいなつやのある「新之助」は、ほんのりとした香りと、豊潤な甘みとこく、しっかりした粘りと弾力が特徴。食味官能試験の結果においても、外観、香り、味、粘り、硬さ、そして総合評価のいずれにおいても高い評価を得ています。
「炊き上がりの大粒感に驚きました。ご飯のほぐれもいいですね。店では南部鉄の釜を使って炊いていますが、炊き上がりのご飯がとても自然にほっくりほどけます」
そう話すのは、毎年、新潟・長岡市で特別賞味会を開催し、新潟県とも深い縁がある京都の名料亭「南禅寺 瓢亭」十五代目の髙橋義弘さん。ご飯は懐石料理においての大切な一品として、お客さまそれぞれに炊きたてを供しています。
コシヒカリとは異なるおいしさを追求した「新之助」は、大粒で美しい輝きがある。「『新之助』は粒が大きく粘りもあるので、食べごたえがあります。食感もよく、甘みがあって食べた後に心地よい余韻が残ります。ご家庭のおかずは何でも合うと思いますけれども、ちょっとだけ手をかけて甘辛いくわ焼きや、だしがきいた具だくさんの汁もの、塩辛い珍味などがあれば、よりいっそうご飯の甘みが感じられます」
上質な毎日はおいしいご飯があってこそ。新潟の「新之助」が食卓を豊かに彩ります。
【髙橋さん流・新之助をよりおいしく炊くコツ】
●米を研いでざるに上げ、20分おく。
●水を加えて、さらに20分おく。
●段階を経て、米に水を含ませるのがコツ。髙橋義弘(たかはし・よしひろ)さん創業450年、京都の老舗料亭「南禅寺 瓢亭」15代目主人。東京・日比谷店では京都本店とは異なるカウンター席やテーブル席、お茶室を備えた落ち着いた空間。初の割烹スタイルで腕をふるう。
南禅寺 瓢亭 日比谷店東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3階
(電話)03-6811-2303