時代を超えて愛される「しあわせプリン」第10回(全11回) 幼い頃に食べた“懐かしのおやつ”が今、再び注目を集めています。今回は、愛され続ける老舗のプリンアラモードや、日本全国のお取り寄せプリンを厳選してお届けします。見た目や味のバリエーションもさまざまですが、共通するのは一口食べるとほっと笑顔になれること。懐かしくて新しい、プリンの世界をお楽しみください。
前回の記事はこちら>> お取り寄せで楽しむ日本全国プリンマップ
プレーンのプリンは、卵、牛乳、砂糖といった基本の材料は共通していますが、その味わいや固さは一つ一つ異なります。卵感、乳感、固さのチャートも参考に、お好みのプリンを探してみてはいかがでしょう。
【日本全国プリンマップ 東日本】
[北海道・下川町]
あべ養鶏場のえっぐぷりん
6個2460円(税込み)1964年創業の養鶏場が、酵素や乳酸菌を配合した餌で育てた鶏の卵が「下川六〇酵素卵」。これをたっぷりと使用し、甜菜糖など、原材料もすべて北海道産にこだわる。自然色の卵黄のため色は淡めだが、生クリームの濃厚さもありリッチ。別添のカラメルはとろりと粘度があり、こくのある生地によく絡む。
あべ養鶏場TEL:01655(6)7766
https://abe-youkei.shop-pro.jp/
[岩手県・岩泉町]
なかほら牧場ぷりん カスタード
6個3650円(税込み)自然放牧で健康的な牛を育む牧場ならではの自慢の牛乳と、放し飼いされた鶏の卵で作るプリン。自然に上がったクリーム分で表面はとろっと、その下はぷるんとした昔懐かしい食感。卵と牛乳本来の味を生かすためカラメルは無し。低GI値の有機栽培ブルーアガベシロップのすっきりした甘さが爽やか。
なかほら牧場TEL:050(2018)0110
https://shop.nakahora-bokujou.jp/
[北海道・富良野市]
エゾアムプリン
2900円(税込み)重さ1キロのホールサイズが迫力満点。毎朝搾られる無調整牛乳と純国産鶏の卵は隣村より。甜菜糖、「よつ葉乳業」の生クリームなど地元素材を使用。湧き水で炊くカラメルソースをプリン液に混ぜ込むため、全体がカラメル味になる。脂肪分の多い上層はねっとりクリーミー、下層は昔ながらのぷるんとした固め食感。器 直径20×高さ6センチ。予約は半年待ち。
エゾアムプリン製造所TEL:0167(27)2551
http://www.amupurin.com/
[青森県・青森市]
あおもり生プリン
4個2894円(税込み)薄青色の殻が美しい青森・田子町の「緑の一番星」の生卵が同梱され、エッグセパレーターで黄身を取り出し、プリンに混ぜて食べるスタイルが斬新。青森産の低温殺菌牛乳たっぷりの生地と、津軽海峡の塩入りの甘じょっぱいカラメルソースにまったりと濃厚な黄身が混ざり合い、全体がいい塩梅になる。
ナチュール青森TEL:017(752)1761
https://nature-aomori.com/
[岐阜県・岐阜市]
所プリン
420円(税込み)「なめらかプリン」を生み出したパティシエが、さらに研究を重ねた究極のなめらかプリン。卵黄のみを使用した軟らかくとろけるような食感。ミネラル豊富な「喜界島粗糖」を使い、マダガスカル産とタヒチ産の2種類の天然バニラビーンズをブレンドした、上品で奥行きのある香りと味わいが広がる。
プルシックTEL:058(215)9393
https://plesic.jp/
[茨城県・小美玉市]
おみたまプリン(写真右)
4個2060円(税込み)卵生産量日本一の茨城県内でも、有数の生産高を誇る小美玉市の名物として2005年に発売、2017年にリニューアル。平飼い鶏の卵とノンホモ牛乳を使用。カラメルジュレの苦みは控えめで、卵の優しい味を引き立てる。バニラは使わず、ほんのりメープルシュガー風味。
山西商店フリーダイヤル:0120(97)2601
https://www.yama24.co.jp/[神奈川県・葉山町]
北海道フレッシュクリームプリン(上の写真左)
810円(税込み)1984年創業のレストラン発のビーカープリン人気No.1の品。北海道の酪農地帯で牧草を食べて育つ牛の牛乳と生クリーム、植物性の餌で育った鶏の臭みのない卵、本物のバニラビーンズを使用。クリーミーだが、皿に抜いてもしっかりと立ち、ほろ苦いカラメルが上から全体にかかることで本来の味が楽しめる。
マーロウTEL:046(874)7982
http://www.marlowe1984.com/