料理研究家のお取り寄せ帳公開 第2回(全5回) “新しい生活様式”とともに、美食の「お取り寄せ」が目覚ましく進化し、盛り上がりを見せています。日頃から確かな目で食のアンテナを張る料理研究家の皆さまご推薦の全国各地の美味をご紹介します。
前回の記事はこちら>> 三次水産「手巻き寿司セット」。※お取り寄せの詳細は後述ほとんど手を加えずにいただける、私と家族への最高のご褒美
馬場香織(ばば・かおり)さんご自宅でクッキングサロンを主宰。水産庁長官から「お魚かたりべ」任命。チーズやスパイスへの造詣も深い。経験に基づいた実用的なおもてなし料理が人気。●動画で解説!馬場香織さんに習う「おせちのコツ」「料理をすることは大好きですが、せっかくお取り寄せをするならば、手間をかけずにすぐ楽しめるもの。頑張った自分へのご褒美です」と馬場香織さん。
たとえば、手巻きずし用に切り分けられた鮮魚が届く「手巻き寿司セット」や、ふたを開けたときの美しさも楽しみな「八雲茶寮」の「取肴と温鉢」など、プロの仕事や気遣いが感じられる品こそ、取り寄せたくなると話します。
八雲茶寮「取肴と温鉢二種(三段重)」。 ※お取り寄せの詳細は後述特に、外食にも気を遣う昨今は、その頻度も増えたそうです。
「気に入ったものは、何度もリピートし、親しいかたや独立した子どもたちに送ることも多いですね。電話などで『あれはおいしかった』と会話が弾むのも楽しくて」。
幸福を分かち合えるのも、お取り寄せの魅力です。
表示価格は税込みと記載のあるもの以外は原則として税抜きです。
撮影/久間昌史 阿部 浩 取材・文/安齋喜美子
『家庭画報』2020年12月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。