民法の研究を行い、慶應義塾大学で非常勤講師も務める神﨑 史さん。ご主人の転勤に伴い、2016年に初めて大分を訪れました。
「それまで夫婦ともになじみのない土地でしたが、自然や温泉など、大分の風土にすっかり魅了されてしまいました。特に驚いたのは食の豊かさ。山海の幸が揃っています。特産品であるかぼすは身近な存在で、酢の代わりに使ったり、お味噌汁の具にしたりと、さまざまな使い方をするんですよ」。
大分特産のかぼすは、他の香酸柑橘に比べて、まろやかな酸味が特徴。1年間の試作を重ねた後に完成した「かぼすサブレ」は、果汁の甘味と酸味、かすかなほろ苦さが絶妙なバランス。同じく「坐来大分」で取り扱う、大分県産の和紅茶「きつき紅茶」とともに。大分通になった神﨑さんは、東京・銀座にある大分の美食を扱う「坐来(ざらい)大分」にも、食事や手土産を求めに訪れるといいます。
「手土産を選ぶ際に心がけているのは、そこでしか買えないという特別感です。坐来大分のかぼすサブレはまさに唯一無二のもの。アイシングの面を下にして口に入れると、かぼすの爽やかな香りがより感じられます」。
1袋3枚入り。1袋 220円、3袋 650円、10袋2500円(すべて税込み)/坐来大分神﨑 史(こうざき・ふみ)さん
民法の研究を行い、拓殖大学、慶應義塾大学などで非常勤講師を務める。「かぼすサブレは紅茶やコーヒー、日本茶など何にでも合わせられます」。 表示価格はすべて税込みです。
撮影/本誌・大見謝星斗(静物)、武蔵俊介(人物)
『家庭画報』2021年2月号掲載。
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