EDITOR’S REPORT 編集部員が街に溢れる情報の中から読者の皆さまに役立つものを厳選して紹介します。新しくオープンしたレストランやショップ、アイディアが光る新商品など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報をお届けします。
記事一覧はこちら>> 関東有数の工場地域として知られる神奈川県綾瀬市。さまざまな素材加工の分野で名高いこの地の製品の魅力を再発掘し発信する、市と町工場の共同プロジェクトが「あやせものづくり研究会」です。
そこで生まれる製品は、どれも高い技術力に基づいた唯一無二の魅力を持っています。
「Ori」のマスクケース。抗菌・抗ウイルス効果のある銅と真鍮や、ステンレスを使用。1万1000円~。例えば、「野口製作所」が手がける新シリーズ「Ori」の金属マスクケースは、精密板金加工技術を用い、0.1ミリ単位で金属の寸法や曲げを調整。シンプルながら隙間やゆがみのない美しいフォルムを実現しました。
同じく「Ori」のマスククリップ。7150円~。マスククリップは、バッグの内ポケットに掛けても。また、「鎌田理化学器械製作所」の「Sekiei」シリーズから新発売のグラスは、“音”にこだわった逸品。
音と透明感が自慢の「Sekiei Kampai Grass」(ペアで6万6000円)。滴のような舌(ぜつ)が爽やかな音を奏でるベル「Sekiei Bell」(1万3200円)と並べて。水晶を原料とする高純度の石英ガラスを使用。グラスを合わせると澄んだ音色が響き、素敵な時間を演出します。
ほかにも、錆びにくく、刃物を使用しても傷がつかないほどの強度を誇る「ナウ産業」の鉄鍋「Tetsu」など、長年ものづくりに携わってきた町工場の英知を結集した製品開発を行っています。
鉄鍋「Tetsu」は熱伝導性、蓄熱性も抜群。1万1000円~。 表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2021年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。