山口知宏の社会運勢学 社会運勢学の九星気学では、自分を取り巻く外気と個人の内気、それぞれのエネルギーの接点から一年の運勢を見ていきます。外気を示す年盤と各星の運気が導く開運法を道標として活用してください。
九星気学総括「九星気学が明かす2022年のあなたの運勢」はこちら 三碧木星(さんぺきもくせい)
朝日を浴びて大躍進する年。挑戦と謙虚さを忘れずに高みを目指す
【全体運】2022年の三碧木星は、一年を通じて強い運勢に恵まれます。ここ数年不本意だった人も、ここまで諦めずに進んできた自分を褒めてあげましょう。やっと春が到来したのです。
年明けから一気呵成に走りだします。このときに気をつけたいのは、謙虚さを忘れないこと。せっかくの高運気を浮かれて足もとをすくわれないように心がけましょう。
そのためにも、自身の小ささを自覚し、大いなる存在に生かされていることを教えてくれるような神仏の信仰で精神性を高めるのはおすすめです。
また、おそらく春先から夏の入り口までは、なかなか思ったようには物事が進まないはず。その後も順風満帆とはいかず、失敗もあるでしょう。
でも、それも含めて人生の財産です。重要なのはまずトライすること。ただし、やるからには真剣に向き合い、勝つつもりで臨むことが肝心です。
挑戦心のかたまりのような星の三碧木星は、本拠地に戻るこの一年に「自分らしさ」を存分に発揮しましょう。
【対人運】周囲の注目が集まる年です。あらゆる行動が評価されるので言動に十分注意をはらいたいところ。
毀誉褒貶(きよほうへん)の一年が予想されるため、賞賛を受けると同時に批判にさらされることも。だけど、それらの声は甘んじて受けましょう。
真剣な生き様は、周囲に感動を与え、プラスの感動が賞賛に、マイナスの感動が批判になるだけのこと。最も避けたいのは無難な生き方をして、「無風の一年」になることです。
家庭では、家族の仲がよいのが一番大切なこと。家族との関係を悪化させる行動は慎み、あまり関係がよくない場合には、真摯に向き合い改善していくことが運気の下支えとなります。
【金運】春到来の2022年は、金運も悪くはありません。ただ、おつきあいが増えて出費はかさむ傾向にありますが、それも、運気を上げる出会いをつかむ一つ。
おつきあいが増えるということは、人前に出る機会が多くなるということなので、上質なファッションを心がけ、少し投資をすると吉と出ます。
【健康運】健康面は、さほど心配はいりません。ただし、早起きを心がけ、朝食も必ずとることが心身ともに大切な一年です。そうすると明るく、前向きな気持ちにもなります。
朝食を抜く人も多いようですが、食事の回数を減らすと胆汁が分泌されずに胆石の原因になることも。当てはまる人は注意をして、朝の時間を有意義に過ごして、天地を味方につける一年を目指しましょう。
2022年運気アップの鍵は
●味方になるキーパーソン
一白水星、九紫火星
●開運行動
ライブやコンサート鑑賞、美術館巡り
●開運フード
柑橘類、真鯛のカルパッチョ
山口知宏(やまぐち・ともひろ)
一般社団法人社会運勢学理事・ネクストフロネシスブレイン代表取締役。経営コンサルタント。注目のシンクタンク、マインドズームでもその講義はキャンセル待ち続出の人気講師。
監修/山口知宏 写真/PIXTA 取材・文/小倉理加
『家庭画報』2022年2月号 別冊付録「2022年決定版 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。