【2022年】鏡リュウジの12星座占い 価値観やライフスタイルが大きな変化のときを迎えている今、西洋占星術の第一人者として知られる鏡リュウジさんから時代の風に乗り、よりよい毎日を送るためのヒントをお届けします。
12星座総括「新しい時代の中で運をつかむために」はこちら>> 【双子座(5/21〜6/21)】
責任の重さを自覚することでひと回り大きく成長
プレッシャーをはねのけ、面白がる余裕も
フットワークが軽く、好奇心のおもむくままにどこへでも飛んでいく双子座。会話のスキルも高く、行く先々で気の置けない友人ができます。年齢を重ねてもずっと若々しくいられるタイプです。
そんな双子座の2022年上半期は、ややプレッシャーを感じる出来事が多いかもしれません。幸運の星・木星が5月まで双子座から見て天頂で輝き、より高いステージで活躍するチャンスをもたらしますが、それには今までにない責任も伴います。あなたが中心となって仕事を動かすことが増え、もっと気楽でいたいのにと思うことがあるかもしれません。
しかし実際に責任を負い、業務を動かしてみると、思っていた以上に自由に采配する余地があり、双子座本来の軽やかさもさらに生かせるでしょう。「責任」という鍵を手に入れたことで、新たな運命の扉を開けるようになるはずです。
木星が移動する5月はネットワークが拡大し、太陽の応援も受けられるタイミング。最初はうまくいかないこともありますが、この時期の失敗はすべて成功につながる糧となります。トライ&エラーをくり返し、軌道修正していけば、自分にぴたりとくる幸運キャッチの方法が見つかるでしょう。気がつけばひと回りもふた回りも大きく成長しているはず。
自分の道を進みつつ、地域への貢献も
1月は、ずば抜けた集中力で大きな成果を出せるとき。自分の信じた道を突き進めるでしょう。2月は行動が運を引き寄せます。冒険を恐れず、アクティブに動いて。
3月に入ると人の上に立つ度量が認められます。仕事では結果を求めるシビアさも必要に。4月は謙虚さが重要になるでしょう。地域活動への貢献で周囲に認められますが、鼻にかけないことが大切です。
5月は悲喜こもごも。自分ではあまり積極的になれないときですが、職場などでは目立つ存在に。気持ちと立場のバランスをうまくとり、好結果につなげると運気がアップします。
6月は土星が逆行し、思うようにいかないことも出てきます。気持ちも新たに物事と向き合えば、運命の歯車が少しずつうまく回っていきそうです。
2022年
双子座のキーワード
〔ラッキーカラー〕
ブラウン
〔ラッキーアイテム〕
きもの
〔新しく始めるなら〕
骨董蒐集
〔金運〕
使うことよりも受け取ることの多い時期。臨時収入や資産継承など思いがけないお金が入ってきそう。3月、6月に散財運が巡ってきます。この時期は大きな買い物は控え、できるだけ支出を絞ると安心です。
〔健康運〕
急な健康トラブルに慌ててしまう気配。生活の乱れが体調に影響する可能性が高いので、規則正しい生活を心がけましょう。3月以降は充実した日々に。4月はオーバーワークになりやすいので、意識して休養の時間をとってください。
〔家族運〕
1月から2月、自分のルーツに触れる出来事が。祖父母やさらに遠い祖先の足跡を知るなど、家族の歴史に改めて思いを馳せることになりそうです。4月は家族間でのSNSが活発に。顔を合わせるより緊密になるかもしれません。
〔特集〕【2022年上半期】鏡リュウジの12星座占い
鏡リュウジ(かがみ・りゅうじ)
心理占星術研究家・翻訳家。国際基督教大学大学院修了。占星術の心理学的アプローチを日本に紹介。占星術の歴史にも造詣が深い。責任編集を務めた『ユリイカ臨時増刊号 タロットの世界』(青土社)ほか、著書・訳書多数。
文/鏡リュウジ 浅島尚美〈説話社〉 イラスト/飯嶌玲子 構成/清水井朋子
『家庭画報』2022年2月号 別冊付録「2022年決定版 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。