あか抜けるシニアのお洒落術 最終回(全2回) 人気スタイリストとして活躍中の梅原ひさ江さんは、なんと72歳。日々のお洒落を楽しみつつ、少しの工夫であか抜けて見える秘密を教えていただきました。
前回の記事はこちら>> 「昔のイメージ」や「体形カバー」にとらわれすぎていませんか?梅原流お洒落バージョンアップ術
「自分に似合うと思うアイテムを決めつけてしまわないことが、ずっとお洒落でいられる秘訣」と梅原さん。お嬢さんと共有できるアイテムを取り入れるなど、簡単に更新できる4つの法則を伺いました。
1.若者アイテムで更新
デニム + きれいめトップス「おうち時間が増えた今、デニムは取り入れたいアイテム」と語る梅原さんのおすすめは、きれいな色でスリムなシルエット。「トップスや小物に、ビビッドカラーを合わせると外出着としても素敵です」。
トレーナー + タイトスカート「トレーナーは、シルエットが美しく見えるAラインを選んで」と梅原さん。また、カジュアルなトップスを大人っぽく着こなすポイントは、タイトスカートだそう。明るい色なら、気分も楽しくなります。
2.フラットシューズで更新
「大人向けフラットシューズは艶がある素材なら、どんな服にも品よく合います。上品に履くなら、透け感のあるストッキングを合わせて」。「ヒール派のかたは、太めの3センチヒールなら安定感があります」。
3.色で更新
お母さまからプレゼントされたグリーンのコート。「初めて着る色でしたが、絶対に似合うからとすすめられて。コーディネートの幅が広がり、今では誰からも褒められる大のお気に入りとなりました」。
下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。 梅原ひさ江/Umehara Hisae
1949年東京生まれ。現在72歳。1972年に独立して以来、本誌をはじめ数々の女性誌で大人のスタイリングを手がける。その他、CM、テレビ、舞台など幅広く活躍中。著書には『60代からは自由に楽しもう おしゃれ日々更新』(講談社)などがある。
〔特集〕あか抜けるシニアのお洒落術
01
「今の自分に似合うファッション」02
梅原流・お洒落バージョンアップ術
この特集の掲載号
『家庭画報』2022年4月号
撮影/本誌・西山 航 ヘア&メイク/AKANE 構成・文/小倉理加
『家庭画報』2022年4月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。