山口知宏の社会運勢学・九星気学 天の気である十干、地の気である十二支、人の気である九星で宇宙の流れを読む社会運勢学。今年の宇宙の意志とともに、個人の運勢を解き明かしましょう。
九星気学総括「九星気学で見抜く2023年のあなたの運勢」はこちら 二黒土星(じこくどせい)
周囲の世話をすることで自分の役割が見え、新たな自分を再発見
〔生まれ年〕1917、1926、1935、1944、1953、1962、1971、1980、1989、1998、2007、2016、
※1月1日~2月3日に生まれたかたは三碧木星になります。【全体運】運勢は春真っ盛り。発展の機運にのって、今まで知らなかった自分を発見できる一年になるでしょう。
新年から今まで以上に好スタートが切れるので、心の中に朝日が昇ったような、前向きな気分で過ごせます。心に希望の光があることで、世の中がよく見えるようになり、判断を間違えることが少なくなります。
つまらないケアレスミスが減り、その結果、周囲から高評価を受けることにつながります。2023年は、そうやって周りの人に押し上げられて成功する運気です。失った自信を取り戻すこともできるでしょう。
二黒土星は、元来引っ込み思案のところがありますが、お節介だと思われるぐらいに周囲に声をかけて進むこと。そうすることで、皆にとってかけがえのない人となり、開運につながります。
【対人運】とにかく、自分から周囲に声をかけることが重要な一年です。どんなに小さなことでも、リクエストにこまめに応えていくことで、周りの人たちが二黒土星に求めていることが見えてきます。そこから、自身の願望も明確に。
「自分は何をなすために生を受けたのか」といった問いにも、「こんなことで役に立てた」「これをすると喜ばれた」という経験を通じて自ずと答えが見つかるはずです。
“再会”が鍵となる年でもあるので、意識しておくとよいでしょう。もし、再会した相手に嫌な思い出があったとしても、過去の話と考え水に流してつきあうと思わぬチャンスにつながります。
家庭では、家族に“サプライズ”を仕掛けるのが運気を上げる秘訣。パートナーへ感謝の言葉をかけるだけでもよいですが、照れ臭くてもちょっとしたプレゼントを渡したり、旅行に誘ったり、いつもより豪華な食事を計画しましょう。そうやって和んだ雰囲気の中で会話をすることが重要なのです。
朝は運気を上げるのによい時間帯なので、休日の朝は家族揃ってホテルや話題のカフェのモーニングに出かけると会話が弾むきっかけになります。
【健康運】体調に自信を持って、毎日過ごせるでしょう。ただし朝食を抜くと運気が高まりにくいので、スープだけでも飲んでから出かけること。酸味も元気回復のキーワード。酢の物を積極的に摂るのがおすすめです。
2023年は、声の強弱が健康のバロメーターになるため、声がかれてきたら加湿器などで入念に喉のケアを。更年期の女性は甲状腺疾患に気をつけましょう。
【金運】まずは、家族と過ごす時間に出費を惜しまないことが大切です。周囲の人にちょっとした気遣いを示す贈り物をするのもよいでしょう。
また、新しいことに挑戦すると運気が高まる一年のため、普段より少し派手なぐらいの明るい洋服やアクセサリーを購入して身につけるのも吉です。新しい自分が発見でき、積極的になれ、新たな人脈も築けます。
新商品や最新式とうたわれるものを購入することも開運につながります。スマートフォンやパソコンを買い替えるとよい知らせが舞い込むかもしれません。
2023年運気アップの鍵は
●開運行動
音楽鑑賞、森林浴
●開運フード
グリーンサラダ、トマトスープ、ゴーヤーチャンプルー
●味方になるキーパーソン
九紫火星
●一番の開運月
7月
山口知宏(やまぐち・ともひろ)
一般社団法人社会運勢学会理事。ネクストフロネシスブレイン代表取締役。経営コンサルタント。気学や易、社会情勢を取り入れた独自の視点による読み解き、講義で人気を集める。注目のシンクタンク、マインドズームでのセミナーもキャンセル待ちが続出するほど。
監修/山口知宏 取材・文/小倉理加
『家庭画報』2023年2月号 別冊付録「2023年 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。