山口知宏の社会運勢学・九星気学 天の気である十干、地の気である十二支、人の気である九星で宇宙の流れを読む社会運勢学。今年の宇宙の意志とともに、個人の運勢を解き明かしましょう。
九星気学総括「九星気学で見抜く2023年のあなたの運勢」はこちら 六白金星
楽しさと心地よさを最優先し、周囲との調和と共感を心がける
〔生まれ年〕1913、1922、1931、1940、1949、1958、1967、1976、1985、1994、2003、2012、2021、
※1月1日~2月3日に生まれたかたは七赤金星になります。【全体運】2022年は、限界を超えるほど全速力で走ってきたのではないでしょうか。その甲斐あって、抱えきれないほどの成果を得たはずです。
向上心が強い六白金星は、さらなる成長に胸が高鳴っているかもしれません。しかし、2023年は、これまでの勢いそのままに成長を遂げようと考えるのは避けましょう。
この一年は、スピードを緩めつつ、ゆっくり人生を楽しむことを考える“喜びの年”にしたいところ。そのため、皆が六白金星に追いつくのを待って、足並みを揃え、昨年の成果を一緒に味わいながら、周囲の景色も楽しむような過ごし方が吉です。
潜在的にあった人間関係や金銭のトラブルが表面化することが示唆されていますが、先入観や思い込みを捨てるとわかり合えるケースが多いことを覚えておきましょう。
【対人運】周囲との協調が運気アップの鍵となる2023年は、できるだけ時間をとって身近な人を食事に誘いたいところです。そうやって大切な人とコミュニケーションを深めることで、喜びも倍増します。
気をつけるべきは、頑固さを捨てて、柔らかく接すること。六白金星は、ともすると正論を振りかざして勝負しようとするところがありますが、この一年は正論を脇に置いておきましょう。周囲は正論よりも共感を求めています。
足りないところを補うように行動すると人間関係は円滑にいきます。損な役を引き受けても一歩引くことで、運気ダウンを防げます。
家庭では、親しき仲にも礼儀ありということを肝に銘ずるように。特に男性の六白金星は、社会の序列を家族にも強いるところがありますが、丁寧に接すると福を招きます。
ここ数年、多忙のあまり夫婦で一緒に過ごす時間がなかなかとれなかった人は、夫婦で手をつないで散歩をしたり、できるだけ外食や旅行、ショッピングに出かけましょう。
カップルシートで映画を見るのも、いっそうお互いの距離が縮まり、パートナーへの気持ちを再確認するために吉です。
【健康運】基本的にタフな六白金星。この一年は、体力勝負の年ですが、健康診断で要経過観察の項目が増えたり、思わぬ箇所に不調が出ることもあるかもしれません。そのときは、過信を捨てて、生活習慣を見直すチャンスととらえましょう。
呼吸器に疾患がある人は無理をすることがないように。一度、しっかりと検査を受けてみることもおすすめします。
【金運】金運は、今までの成果が表れてくる年なので非常によいでしょう。趣味や旅行など何かを楽しむためにお金を使うと運気がさらに高まります。ポイントは皆で楽しむこと。これまで家族と過ごす時間がとれなかった人は、家族と連れだって行くとなお吉です。
ただし、金銭トラブルが多い年でもあるので注意しましょう。常に優しさを忘れずにいればトラブルを回避できることも多いはずです。万が一、トラブルが起こったとしても、歩み寄って話し合うことで糸口が見えてくるでしょう。
2023年運気アップの鍵は
●開運行動
食事会、パーティ、スピーチ、カフェ巡り
●開運フード
キムチ鍋、鶏肉スープ、牛ヒレステーキ
●味方になるキーパーソン
一白水星、二黒土星、五黄土星、八白土星
●一番の開運月
12月
山口知宏(やまぐち・ともひろ)
一般社団法人社会運勢学会理事。ネクストフロネシスブレイン代表取締役。経営コンサルタント。気学や易、社会情勢を取り入れた独自の視点による読み解き、講義で人気を集める。注目のシンクタンク、マインドズームでのセミナーもキャンセル待ちが続出するほど。
監修/山口知宏 取材・文/小倉理加
『家庭画報』2023年2月号 別冊付録「2023年 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。