エリザベス・ブルークのハーブ占星術
古代ギリシャの時代から、あらゆる植物を分類し、それを活用して体の健康とバランスを維持する療法が編み出されてきました。2023年は占星術の知識を得て、薬草のパワーを暮らしに取り入れてみませんか。それぞれのハーブが各星座にもたらす、神秘なる力をご紹介します。
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4要素(エレメント)、7惑星、12星座に分類されるハーブの力>>・
ほかの星座の健康&幸運を招くハーブを見る>>【牡牛座(4/20〜5/20)】
バーベインのお茶でリラックス。ローズは自分へのご褒美に
ローズ芳しく、優しい癒やしの力があり、スキンローションやポプリなどに使われる。驚きと変化の星、天王星が牡牛座を通過しているため、“地”の星座である牡牛座にとってはしんどい時期。自分の立ち位置をきちんと把握したいあなたは、ストレスや不安を感じるかもしれません。自然の中で大地とつながり、気持ちをリラックスさせる時間をとりましょう。
バーベイン(バーベナ)のお茶やチンキ剤(※)は神経系を静め、強化します。毎日の健康管理に使いましょう。
3月には金星が本来の星座である牡牛座に入ります。愛の感情が高まり、官能的でロマンチックな気分になることがあるかも。そんなときは、ちょっとした自分へのご褒美を。でも、牡牛座は少し欲張りな一面もあるので、やりすぎにはご注意を。
4月には、牡牛座で水星と太陽が金星に合流するので、物質面、健康面で大いに満たされるでしょう。
5月には木星が牡牛座入り。あなたの体は「神殿」ともいえる大切なものなので、自分へのご褒美は慎重に選びましょう。
ローズは心の傷を癒やし、愛と幸せの感情を運びます。花びらのお茶や、お香、エッセンシャルオイルを取り入れて。
※チンキ剤〔ハーブを度数の高いアルコールにつけて、成分を抽出したもの〕
エリザベス・ブルークのハーブ占星術
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4要素(エレメント)、7惑星、12星座に分類されるハーブの力・
牡羊座(おひつじ座)・
牡牛座(おうし座)・
双子座(ふたご座)・
蟹座(かに座)・
獅子座(しし座)・
乙女座(おとめ座)・
天秤座(てんびん座)・
蠍座(さそり座)・
射手座(いて座)・
山羊座(やぎ座)・
水瓶座(みずがめ座)・
魚座(うお座)[掲載したハーブについての注意点]
妊娠中・授乳中の女性、乳幼児や高齢者、疾患の治療で薬剤などを使用しているかたがハーブを治療目的で服用すると、思わぬ副作用が現れることがあります。必ず事前に医師と相談してください。 〔特集〕鏡リュウジと英国占術4人の巨匠たち 魔法と星の国「英国」へようこそ
エリザベス・ブルーク
薬草療法家・占星術家。英国メディカルハーバリスト資格取得。ロンドンにある占星術の教育機関「カンパニー・オブ・アストロロジャーズ」にて、医学占星術や数秘学の教鞭をとるほか、女性の健康と薬草療法に関する講義を行う。著書に『ハーブ占星術』などがある。
文/エリザベス・ブルーク 翻訳/海後礼子
『家庭画報』2023年2月号 別冊付録「2023年 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。