誰もがいろいろな思いや願いを携えて神社に参拝されることと思います。そんなとき、「これを知っているかどうか」で、神様に願いが届き、ご利益をいただきやすい人になれるかどうかが決まります、という寒川神社神職の水谷智賢さん。そのポイントを特別に教えていただきました!
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神様にきちんと願いを届ける方法
神社は本来気の良い場所を選んで建てられており、そこには常に神様がいらっしゃいます。真心と礼節を持って神様に向かうことが本来の姿で、心を込めて参拝を重ねれば、おのずと答が返ってきます。神様は人々の御霊(みたま)の向上や将来を見据えて御神徳を授けてくださるので、ご神前で真心を込めて祈った時点で、皆様の願いは神様に届いています。
ですが、
どんなに一生懸命に祈っても、祈るだけでは成就しません。心配せずに願いに向かってひたすら努力をすることがポイントです。また神社にて必要以上に神の気を感じようとしますと、邪心が芽生えて邪気を呼び込んでしまうことに。祈ってすぐにご利益を与えるのはむしろ邪神のほうですからご注意ください。
ご利益をいただきやすい人になる方法
ご利益をいただきやすい人とは、実はいただいたご利益を素直に感じ取れるだけの感性を持っている人のことです。神様を信じて努力を続けていますと、自然と神様からご利益を授かります。
欲におぼれず、結果を焦らず、足るを知り、物事の大局を見て万全の態度で臨むこと。また常に人として正しくあるよう心がけ、魂のレベルアップを図ってください。ご利益を感じ取れると心が喜びに満たされ、その喜びが伝わった神様もご機嫌が麗しくなり、更なるご利益がいただけます。「感謝の心」ですべてを良い方向へ導いてください。