第4回 スーパースター、マイケル・ジャクソンとマドンナ。どんな数字を持っているの? 共通点は!?
「人類最高の叡智」とも言われる数秘術。
古代ギリシャの数学者・ピタゴラスが体系的にまとめたと言われています。
皆さんがよくご存じの西洋占星術やタロットカード、エニアグラムなどの起源とされている「カバラ数秘術」は、これまでの長い歴史で、多くの人々がさまざまな場所で使ってきました。
「カバラ」の智慧をベースに、現代風にアレンジしたものが「誕生数秘」で、膨大なデータから導かれた法則を、統計学を用いて文章化しました。
「誕生数秘」は、生年月日を足して3つの数字を導き出し、そこからあなたの強みや本質、そして目標を読み解きます。
「1」 から「9」までの数字は、それぞれが固有の意味を持っているのです!
今回は、世界中の誰もが知っている2人のスーパースターを数秘術で読み解いていきます。
「キング・オブ・ポップ」と称されるマイケル・ジャクソン。その天才的なダンスと歌の才能でファンを虜にし、数々のレコード売上げ記録を打ち立てたばかりでなく、『ビリー・ジーン』や『スリラー』などの楽曲をミュージックビデオを用いてプロモーションすることで大成功させました。また、後世のアーティストに与えた影響も絶大です。
一方、「ポップスの女王」と呼ばれるマドンナ。彼女は、その曲名も衝撃的な『ライク・ア・ヴァージン』が大ヒットし、瞬く間にトップスターの仲間入りを果たしました。
35年経った今も揺るがない地位を誇る女性アーティストとして稀有な存在です。プライベートでは養子を迎えたり、政治的な発言をしたりして社会活動も活発に行っています。
こんな2人は、いったいどんな本質を持っていて、生まれながらにして備わっている才能は何なのか。そして、2人に共通点はあるのか? 悩みや課題は? それらについて、数字の力を使って見ていきましょう。
まず、マイケル・ジャクソンのマイナンバー3つを導き出します。
生年月日は1958年8月29日。ファーストナンバーは「誕生日の日にちのみを一桁になるまで足した数字」なので、 2+9=11です。
セカンドナンバーは「誕生日の西暦・月・日を一桁になるまで足した数字」なので、1+9+5+8+8+2+9=42→4+2=6です。
サードナンバーは「誕生日の月・日を一桁になるまで足した数字」なので、8+2+9=19→1+9=10→1+0=1です。
生まれ持っての強みを表すファーストナンバーが「11」のマイケル。
11は、22や33とともに、”マスターナンバー”と呼ばれ、特別な意味を持っています。やはり生まれながらにして特別な存在だったのですね!
彼は、子供の頃から自分の考えをしっかりと持っている芯の強いタイプ。また、感受性が豊かで、人への影響力がとても大きく、メッセージの発信力も強いのです。
彼のダンスに魅了されて「ムーンウォーク」を練習したり、彼のファッションに影響を受けたという人も多かったと思います。
それは、一瞬にして人々の心をつかみ、虜にしてしまうというスターの素質を生まれながらの強みとして持っていたからでしょう。
彼の本質を示すセカンドナンバーは「6」です。あらゆる人に親切で、博愛精神が豊かだったということを表します。
子供の頃から、自分の小遣いで買ったお菓子を近所の子供たちに配っていたというエピソードも有名。1990年代にはワールドツアーで得た利益を「ヒール・ザ・ワールド基金」として恵まれない子供達のために寄付をしていました。まさに、「6」という数字の性質を体現しているかのようです。
彼は、遊園地や動物園が敷地内にある「ネバーランド」をカリフォルニア州に作りましたね。これは、美しいものが好きで、想像力も豊かという「6」の性質がよく表れているのではないかと思います。
未来の目標を表すサードナンバーは「1」。彼が目指していたのは、自らの人生のリーダーシップを自らが取ることです。
「スーパースターであるマイケルが、自分の人生のリーダーシップは取れていなかったの?」と意外に思われるかもしれませんが、彼が感じたことや表現したいと思っていたことがすべて実現できていたというわけではなく、さまざまな障壁があったと思われます。
周囲からは輝かしい存在と見られていても、心のどこかでは、常に「自分の思ったようには生きられていない」という苦悩を持っていたのかもしれません。