料理のプロ23人が選んだ華麗なるキッチンツール 第7回（全12回） 道具が変われば食が変わる──家で食事をする機会が圧倒的に増えた今、いかにおいしく、いかに楽しく調理するかが、これまで以上に大切になってきています。日本の食卓シーンを牽引する食まわりのプロのかたに、その見識と体験を生かして、今おすすめのキッチンツールを選んでいただきました。
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SDGsとは、持続可能な社会を目指す考え方を表す略語です。長持ちする素材や成長の早い自然素材が使われていたり、使い捨てを減らすアイテムなど、新しい生活様式では環境に配慮した製品を選ぶことが当たり前に。
呼吸するエコ素材、竹の蓋のブレッドボックス
RIG-TIG（Denmark）環境保全に熱心なデンマークのブランド。このブレッドボックスは蓋に生長の早い竹材を使用。吸湿性があるうえ、そのままパン切りトレーとして使えます。リグティグ「ボックスイット」デザイナー：イェス＋ラウブ（幅34.6×奥行き22.8×高さ13センチ）8800円／スキャンデックス
ストローも使い捨てをしない、上質なステンレス製
ZACK（Germany）昨年からドイツでは、使い捨てストローの代わりにステンレスのマイストローを持ち歩く人が増えています。口当たりもよく長持ちするので、これからの常識に。ホットドリンクやアルコールにも使えます。掃除ブラシ付き。ツァック「20ドリンクストローL ４本セット」（全長20センチ）18/10ステンレス製2800円／ビザインショップ
オーガニック志向の持ち運びカトラリー
KOZIOL（Germany）生分解性のプラスチックで作られた、かちっとはめ込んで一体化できるカトラリーセット。軽くスリムなので、お出かけのお供にすれば、使い捨てが減らせます。コジオル「クリックポケット」（3.8×3.0×17センチ）各1200円／フジイ
有田のセラミック製コーヒーフィルター
TUKIUSAGI（Japan）繰り返し使用できるコーヒーフィルターです。遠赤外線効果とセラミックスの力でカルキ臭や不純物を取り除きます。緑茶、紅茶、焼酎に使うと味がまろやかに。ワインのデキャンティングにも。月兎印「セラフィルター 2点セット」（直径12.5×高さ9センチ）4500円／フジイ
〔特集〕料理のプロ23人が選んだ華麗なるキッチンツール（全12回）
表示価格はすべて税抜きです。 スタイリング／横瀬多美保 フードスタイリング／梶井明美 取材・文／本間美紀
今回、商品選定にご協力いただいた方々（五十音順）
入江亮子さん（料理研究家） 大田ゆう子さん（料理研究家） 門倉多仁亜さん（料理研究家） 間﨑友子さん（食空間プロデューサー） 河合真理さん（料理研究家） 川上文代さん（料理研究家） 久保香菜子さん（料理研究家） 小林深雪さん（フローリスト） 小堀紀代美さん（料理研究家） 佐藤よし子さん（英国食卓史研究家） 高良康之さん（「レストラン ラフィナージュ」オーナーシェフ） 中村奈津子さん（料理研究家） 馬場香織さん（料理研究家） 平山由香さん（料理研究家） 福田典子さん（テーブルコーディネーター） 藤田京子さん（フラワーデコレーター） 本間節子さん（料理・菓子研究家） 本間美紀さん（キッチンジャーナリスト） 本間るみ子さん（チーズプロフェッショナル協会会長） 馬 衣真さん（中国料理研究家） 山本侑貴子さん（食空間プロデューサー） 横瀬多美保さん（インテリアスタイリスト） 渡辺千尋さん（フランス菓子研究家）
『家庭画報』2020年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
