第3回
宮澤奈々さん(料理研究家)
撮影/福田久美子宮澤 奈々/Nana Miyazawa少人数会員制料理サロン「c’est très bon(セ・トレ・ボン)」を主宰。百貨店や企業とのコラボレーションイベントやセミナー講師、器のプロデュースをはじめ、料理研究家という枠にとらわれず、食空間のコーディネートにも才能を発揮する。宮澤奈々さんに教わる料理のレシピは
こちらから>>
毎年3回はクリスマス会を開催! それぞれ異なる楽しみ方が
撮影/福田久美子クリスマスには定番の過ごし方があるという宮澤奈々さん。「毎年3回は我が家でクリスマス会を開催していて、料理はほぼ私が作ります。1回目は友人たちと、大体8人から10人でパーティをします。毎年テーマやドレスコードなどを設け、ドリンクやチーズ、フルーツ、ケーキなどを持ち寄って楽しみます」
撮影/福田久美子昨年のテーマは「RED Party」だったそう。赤で統一したインテリアや料理の色使いに、クリスマスムードが高まります。
撮影/福田久美子友人が集まるパーティでは、いつもフィンガーフードのような料理をたくさん用意するという宮澤さん。小さな器の中に美しく盛りつけられた料理は、ゲストにもとても喜ばれるとか。
撮影/福田久美子「2回目のパーティはワイン好きのご夫妻を招待しての大人のクリスマス。メニューを事前に伝えると、それに合わせたワインを選んで持ってきてくださるので、料理にも力が入ります」と宮澤さん。
「ブルーオマールのソテーアメリケーヌソース」。「マリアージュがぴったりなときに、『これ合うね!』なんて盛り上がりつつゆっくりと、飲みながら食べながら楽しみます」。昨年のパーティでは、特にうにの冷製パスタ、ブルーオマール、サーモンのマリネが好評だったそう。
「サーモンのマリネ」。宮澤さんに教わるサーモンのマリネの作り方はこちら>>の記事から。「そして3回目はチキンを焼いて夫婦で穏やかに過ごす、というのが毎年の過ごし方です」
今年のクリスマスはどう過ごす? 定番のケーキとともに伺いました
「今年は友人を呼んでのパーティは難しそうなので、家族2人でおいしいお肉でも焼いてゆっくり過ごすつもりです。インテリアは落ち着いたイメージで、いつものようにツリーにオーナメントを下げて」
「レストランではなかなか食べられないシャトーブリアンを食べたいですね。2人だけなので大きいものは食べられないですが、可愛いケーキもあれば嬉しいです」と宮澤さん。シンプルでお洒落なところが気に入り、ここ数年は毎年「ジャン=ポール・エヴァン」のクリスマスケーキをオーダーしていたそう。
ジャン=ポール・エヴァン「ビュッシュ ポップカー」
「ビュッシュ ポップカー」6000円。今年の「ジャン=ポール・エヴァン」のテーマはポップアート。冷凍配送でおうちに届く「ビュッシュ ポップカー」は、遊び心あふれるデザインが特徴のガトーです。ペルー産カカオを使用した濃厚なチョコレートムースに、パッションフルーツ風味のガナッシュとビスキュイショコラ、さくさくとしたミルクチョコレートとヘーゼルナッツのサブレを合わせた一品。
●ケーキのご予約・お問い合わせ伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 本館地下1階
クリスマスケーキの予約期間 ~2020年12月13日(日)※掲載のケーキは12月8日(火)まで
https://isetan.mistore.jp/cake/宮澤奈々さんが今年注目するホテルの新作ケーキは?
パレスホテル東京「シャポー」
「シャポー」(直径20×高さ16㎝)1万8000円。※限定30個「リュバーブも大好きですし、まずビジュアルに惹かれました」と宮澤さん。
深紅のニットキャップを模したデコレーションが印象的な「シャポー」。中に隠れているのは、リュバーブジュレと苺のコンソメを染み込ませたビスキュイを、ホワイトチョコレートムースで包んだケーキです。帽子に施されたデザインの繊細さと、帽子を外したときのサプライズ感が特別な日を一層盛り上げます。
●ケーキのご予約・お問い合わせペストリーショップ「スイーツ&デリ」
東京都千代田区丸の内1-1-1 パレスホテル東京地下1階
販売期間 2020年12月21日(月)~25日(金)
予約受付 購入日の3日前まで
電話 03-3211-5320
www.palacehoteltokyo.com/shop