「私に贈る」最高のプレゼント 第5回(全17回) 新しい生活様式を豊かに彩る、今年のご褒美。“私”へ贈りたい、上質なアイテムをご紹介します。
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詳しい説明はフォトギャラリーからご覧ください>>小さきものは、みなうつくし。中島 完さんの茶箱
岐阜県多治見市に工房を構える中島 完さん。小さな茶箱に納められた茶道具は、例えば高さ約6.7センチの茶筅に始まり、どれも愛らしいミニサイズ。茶碗、茶入、振り出し、茶筅筒、茶巾入から仕覆や網袋に至るまで、ほとんどすべてを自身で制作しています。
手仕事から生まれる用の美の極致。竹中直哉さんの竹小筥
詳しい説明はフォトギャラリーからご覧ください>>金沢を拠点に“暮らしの中に在る竹工芸”を発信している竹中直哉さん。表皮を削った白竹で編み上げた手のひらにのるサイズの小筥は、まるでマカロンのように愛らしいフォルム。小物入れとして、ガラスの器を落としにして花器として、さらに小さなLEDライトを仕込めば網目から漏れる光が美しい照明として……と、使い途のアイディアが無限に広がります。
撮影/本誌・西山 航 スタイリング/阿部美恵 取材・文/清水井朋子
『家庭画報』2021年12月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。