“水の虎の年”には大きな成長と成功の可能性が
2022年は、「水の虎の年」です。水の虎は森の奥深くに住み、プライドが高く、カリスマ的。「水」が「虎」の性質をさらに強めるため、攻撃的で激しく、素早い変化をもたらします。同時に大きな成長と成功の可能性があります。スローで活動が鈍かった2021年の「牛」とはうって変わった年になりますので、年が切り替わる2月4日の立春までの間に、準備をしておきましょう。
極端にアンバランスな一年。インテリアで解決を
まずは、中国語で「パー・チー」と呼ばれる「八字チャート」で、2022年の“陰陽”と“五行”、“十二支”のバランスから、全体的なエネルギーの状態を読み解きます。チャートの形は四柱推命と同じですが、個人の人生を読む四柱推命では月の暦である太陰暦を使い、一年を占うこの「八字チャート」では太陽の暦である太陰太陽暦を使うため、内容が異なります。
2022年の八字チャート風水で1年の傾向を読み取る際に使われる八字チャート。上図の2022年2月4日の立春を表す図から1年を読む。上段は天干(十干)を、下段は地支(十二支)を表し、それぞれに陰陽がある。8つの項目のうち木が4、水が3、土が1で、火と金の要素が0。また、すべての陰陽が陽と出ている。これを見ると2022年は“陰陽”では「陽」しかなく、“五行”は「木・水・土」のみで、「火」と「金」がありません。“十二支”は、4項目のうちの3つが「寅(虎)」です。アンバランスで不安定な傾向が読み取れ、物事がスムーズにいくことはほとんど考えられません。何かが崩れるときは、大きく崩れるでしょう。
このアンバランスをインテリア風水で対策することが特に重要な一年になります。
なぜなら、人は常に環境に左右されるため、家にいる時間が長い昨今では、住空間と住人のエネルギーのリンクが強まるからです。インテリア風水で陰陽五行のバランスを調整することで、不運を避け、幸運に恵まれることができます。地球の自転、公転、太陽、月、太陽系惑星、北斗七星などの天体との関係が常に変化していますので、その年に合ったアップデートが必要です。