EDITOR’S REPORT 街に溢れるさまざまな情報の中から、編集部員が読者の皆さまに役立つ情報を厳選してご紹介します。新しくオープンした店や、アイディアが光る新商品、地方発の注目情報など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報がきっと見つかります。
記事一覧はこちら>> 職人技を随所に取り入れている外観。1688年創業の京都・西陣の老舗「細尾」がオリジナルテキスタイルメゾン「HOSOO」の旗艦店をオープン。
この十数年、高い支持を受けながらもハイブランドやラグジュアリーホテルのみで展開されてきたテキスタイルを公開し、その美しさを生かしたホームコレクションを展示販売しています。
テキスタイルを最大限に生かしたホームコレクション。テキスタイルは、織り幅30~32センチの西陣織を、独自に開発した織機を使って150センチ幅に織り上げたもので、サンプルをもとにカーテンや壁紙のオーダーにも対応。
コレクションにはソファや椅子、クッション、ルームシューズ、ポーチなどを揃え、ファスナーなど細部の機能や美しさにもこだわった逸品ばかりです。
ポーチ スクエア3万4000円(大)、1万4000円(小)、ポーチ ハーフムーン2万3000円。張り地を選べるデイベッド46万円~。ストアの一角に設けられた“HOSOO LOUNGE”では、きもののストーリーが感じられるマカロンやショコラなどのスイーツを用意し、2階の“HOSOO GALLERY”では展覧会を年2、3回企画。
かさね色目をテーマにしたスイーツを「開化堂」製の器で供するアフタヌーンティー3500円。2019年12月14日までは『THE STORY OF JAPANESE TEXTILES』を開催(入場無料)し、染織を通して未来につながる日本の文化や伝統工芸のものづくりを空間全体で発信しています。
Information
HOSOO FLAGSHIP STORE
京都市中京区両替町姉小路下ル柿本町412 1階・2階
表示価格はすべて税抜きです。
『家庭画報』2019年12月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。