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記事一覧はこちら>> 家に代々伝わるお碗、家族団らんの思い出が詰まった茶碗や湯のみ──、これらが割れたり、欠けたりしたときに重宝する金継ぎセットが、京都の漆店「堤淺吉漆店」から発売されています。
金継ぎコフレ 1万3750円(税込み)。金継ぎとは、漆と金で破損した部分を補い、修復する方法。
専門の職人に依頼することが多いと思いますが、「金継ぎコフレ」と名付けられたこのセットには、初めてのかたにもわかりやすい説明書、金継ぎ用の上生漆や純金粉、ヘラや筆などが入っており、自宅で金継ぎ作業ができるのです。
器の状態や季節にもよりますが、接着から漆塗り、磨きの仕上げまでにかかる時間は約1か月。
自らの手で甦らせた器への愛着はいっそう深まることでしょう。
表示価格はすべて税込みです。
『家庭画報』2020年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。