【2021年下半期】鏡リュウジの12星座占い 価値観やライフスタイルが大きな変化のときを迎えている今、西洋占星術の第一人者として知られる鏡リュウジさんから時代の風に乗り、よりよい毎日を送るためのヒントをお届けします。
12星座総括「『風の時代』の幸せの波に乗る」はこちら 【魚座(2/19〜3/20)】
出会いと別れを経験し、環境や気持ちをリセットすることに
年末の幸運期に向け、自分を磨き上げる時期に
繊細でロマンティックな感性の持ち主である魚座。とくに目には見えないものを大切にし、世界に伝わる美しい物語を愛する人たちです。
少々寂しがりやなところもあるので、人とのつながりを実感できないような状況は苦手な様子。
常に身近な人に思いを馳せ、自身の直感に従って柔軟に歩む方向を決めるのが魚座らしさといえそうです。
そんな魚座の2021年下半期は、環境や気持ちの面でのリセットが暗示されます。
夏に多くの出会いと別れがあり、秋を迎える頃、あなたが本当に大切だと思う人との縁に限定されていくでしょう。
これまでは、孤独感によって時に人を選ばず縁を求めるところがあったかもしれませんが、この下半期は本当に信頼できる相手と出会うことで落ち着きを取り戻します。さらには、自分自身の時間も楽しめるようになるでしょう。
他人と大手を振って対面するのが難しい、このような時期だからこそ、今の魚座には「孤独の時間を楽しむ」ことが求められます。集中力が高まり、秋からは仕事に没頭する機会にも恵まれます。
自分自身の能力と向き合い、実力を養いながらしっかりとチャンスをものにする後半戦に。年末には素晴らしい幸運期の始まりを迎えられるでしょう。
年末に訪れる幸運期に期待を
7月は華やかな運気。一方でコツコツ頑張ることにも向いていて努力の結果が出やすいときです。
8月はおしゃれのセンスが高まります。危ないのは金銭的な貸し借りやごまかしのある関係。早めに遠ざけて。
9月になると集中力が高まるため、一人で極めたいことに手をつけるとよさそう。10月はダイエットに取り組むと、結果を出せるでしょう。
11月から12月にかけては幸運の兆しあり。特に仕事面でチャンスの予感が。とことん仕事に没頭して12月を迎えると、大きな成功と達成感を得られるでしょう。
幸運の星である木星が魚座に移動する12月末は、2021年下半期の中でもっとも大切なとき。未来に向けた行動を起こすことで、さらなる幸せを呼び込めるはずです。
2021年後半
魚座のキーワード
〔ラッキーカラー〕
マリンブルー
〔ラッキーアイテム〕
アウトドアグッズ
〔旅に出るなら〕
神社やお寺
〔金運〕
進むべき道が見え、運気のアップダウンが激しくなりそう。7月末までは大きなお金の出し入れがあるかもしれません。必要な出費と思えるなら思い切ってゴーサインを出して吉。じっくり考え決断を。
〔健康運〕
7月は体を動かすと幸運に恵まれます。誘われたら積極的に参加を。マニアックな趣味も吉。ディープな世界が体験でき気持ちのリフレッシュになりそうです。年末は静かな場所で頭をすっきりさせましょう。健康的に過ごせます。
〔家族運〕
家族の中心になる時期。リーダーシップを発揮するほど家族がついてきてくれます。家事を効率化し、外注も積極的に。みんなが過ごしやすい家庭を目指しましょう。年末は少し忙しくなるので、11月のうちに家族との時間を十分にとるようにしましょう。
〔特集〕【2021年下半期】鏡リュウジの12星座占い
鏡リュウジ(かがみ・りゅうじ)
心理占星術研究家・翻訳家。国際基督教大学大学院修了。占星術の心理学的アプローチを日本に紹介、占星術の歴史にも造詣が深い。『鏡リュウジの占星術の教科書』(原書房)のほか、著書、訳書多数。
文/鏡リュウジ、説話社 イラスト/飯嶌玲子 構成/清水井朋子
『家庭画報』2021年7月号 別冊付録「2021年下半期 開運・招福術」掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。