刺繍のある心豊かな暮らし 第3回(全6回) 刺繍糸と針を持って、ただひたすら手を動かすと、大きな安心感に包まれ、心が調整されると刺繍作家のユノさんは語ります。初めてでも刺せる図案と小物の作り方を参照しながら、刺繍のある、心が満たされる暮らしをご紹介します。
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見た人が思わずくすっとしたり、二度見してしまうような、驚きと遊び心のある図案が自由自在な刺繍。一瞬にして、人の心を和ませる力を持つ刺繍はマジックです。刺繍糸と針を持つと、至福の時間が訪れます。
【驚きと笑みが溢れるポケット】チューリップの葉の表と裏の境目が開いてポケット。そこに小花をしのばせる。いつもの図案にもうひとつ驚きを足して。ふざけているけど、美しく、見た人が思わず振り向いてくれるようなデザインを考えたい。「子猫のポーチ」の作り方(前編)
ハンカチには房のついたミトンを刺した。もこもこの動物を刺す楽しみが味わえるシンプルな子猫の図案。裏側には子猫の足跡が。初めてでもわかる丁寧なステッチの解説付き。
子猫のポーチ
材料と用具
本体 厚手のミントグリーンの木綿地…35×25cm
内袋 薄手のギンガムチェックの木綿地…35×25cm
コスモ25番刺繍糸…金茶(2573)、淡グレー( 152A)
8号フランス刺繍針
刺繍枠
長さ20cmのファスナー…1本
ミシン糸
作り方
1 布を裁ち、布に刺繍図案を写します。作り方の詳細は、下の写真を左右にスクロールしてご覧ください。 作る人/ユノ 撮影/本誌・西山 航 作り方/相馬素子 トレース/田中利佳
『家庭画報』2021年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。