お洒落は元気の源。シニア世代こそ挑戦を
「見た目は資産。年を重ねるほどに、お洒落には生き方が表れるもの。だからこそ、自分らしい装いを心がけてみませんか」と梅原さん。“自分らしさ”を表現するためには、今の自分に似合うファッションを知り、お気に入りを日々更新することが必要だといいます。
「そのために、いちばん大切なのは、今まで身につけたことのないアイテムにも好奇心を持って挑戦すること。新しい自分に出会えてコーディネートの幅が広がります。私も似合うかどうか自信がなかった革のライダースジャケットが、周囲から褒められることが多かったため、2年ほど前から新定番に。いつものスタイルが新鮮になりました」。
こういった他者からの意見も有益なため、パーソナルスタイリストなどのプロの診断を受けるのもおすすめだそうです。
「そうやって完成したお気に入りのコーディネートは、写真にとっておくこと。クローゼットには、そのスタイリングごとに保管すると迷わず便利です」とアドバイス。
「何年も身に着け続ける定番アイテムを持つのも、自分らしさを表す方法。ときに何年かクローゼットで熟成させながら、スタイリングを変えて装うのも楽しいもの。
新旧交えて大好きなアイテムでお洒落をして素敵に変身すれば、気持ちまで華やかになりませんか。その装いで、大好きな人たちと過ごす……。これほど豊かな時間はないと思います」