キッチンを中心に広がる快適な暮らしを提案する「トーヨーキッチンスタイル」から、調理動線をゼロにする新しいキッチンが誕生しました。夫婦で、親子で、ゲストと一緒に、調理や食事が楽しめて豊かなくつろぎの時間を叶えてくれる、新作の魅力に迫ります。
ビタミンカラーをまとったキッチンを暮らしの真ん中に
機能美溢れるパッションオレンジのキッチンを中心に空間全体をコーディネートすれば、その場にいるだけで明るい気分に。「ゼロ動線キッチン iNO Qランド」(W155~185×D150~180センチ) 164万2740円~ 「オンダスツール」(W41.5×D34.5×H82.5/SH66センチ) 各6万7760円 手前の「集ソファ」3SA(W205×D94×H75/SH43センチ) 35万3320円 奥のダイニングテーブル「オリガミ2」(W90/120/200×D90/60/120×H75センチ) 17万9080円~ ダイニングチェア「集チェア」レザーブラック(W47×D55.2×H91/SH45センチ) 各14万6300円 テーブル上の「ドルチェ&ガッバーナ」トースター 16万5000円 同ケトル 17万6000円 脇の同冷蔵庫 220万円/すべてトーヨーキッチンスタイル作る、食べる、憩う。家族が集まる全方位キッチン
少ない動きで効率よくキッチン作業ができる「トーヨーキッチン」のゼロ動線キッチン®。この夏、同社のラグジュアリーなシステムキッチン「iNO」シリーズに新たに加わった「iNO Qランド」は、従来のゼロ動線の進化形ともいえる“Wゼロ動線”を可能にした新発想のキッチンです。
「iNO Qランド」ではガスコンロやIHヒーターといった加熱機器を2か所に配置し、2人でキッチンを囲んでも、それぞれが作業をしても、2つの動線が交わることなくスムーズに調理することが可能。
また、調理台だけでなくカウンターテーブルにもなる正方形のフォルムのため、部屋の中心に配置すればダイニングやリビング、パントリーなど、どこからでもアクセスしやすく、キッチンを生活の核とする魅力的な場所となります。
「洗う」「切る」「盛りつける」などの調理作業がすべてシンク内で完結する「パラレロシンク」を軸に、2辺に2つの加熱機器が配置できる「ゼロ動線キッチン iNO Qランド」。正方形のフォルムゆえ、四方からのアクセスもスムーズ。扉は写真のパッションオレンジのほか、オーク材の色や質感を新素材で上質に再現したラスティックオークも新登場。さらに注目したいのが扉のデザインです。時代の流行色であるパッションオレンジは、シチリア島の柑橘類のような瑞々しさと陽気な雰囲気が身上。その鮮やかな色の表面をヘアライン状に研磨することで、繊細かつ上質な仕上がりとなっています。主役としての存在感を放つ機能美溢れるキッチンを暮らしに取り入れてみませんか。
人気のシステムソファ「集ソファ」の標準色にも、新色オレンジが仲間入り。・
公式サイトで「iNO Qランド」についてもっと詳しく>>デザインを揃えてコーディネートを楽しむ
折り紙をヒントにデザインされたダイニングテーブル「オリガミ2」は、強度を保ちながら極限までスリムにした脚が特徴。天板のカラーは全4色で、スクエアタイプもある。脚は鏡面仕上げのほか、ホワイトとブラックの全3種類。写真はパッションオレンジの天板×鏡面仕上げの脚。「オリガミ2」(W200×D120×H75センチ)36万5420円 「集ソファ」の座り心地をそのままチェアに再現した「集チェア」を組み合わせて。/トーヨーキッチンスタイル沸かす、焼く、煮る。加熱調理台を部屋の中心へ
加熱調理に必要なアイテムの収納が加熱機器の周辺に配された「クックイゾラ」。手前のテーブルは、ラスティックオークの天板×ブラックの脚の「オリガミ2」(W200×D120×H75センチ)29万4030円/トーヨーキッチンスタイルもう一つ、人気の「イゾラ」シリーズからも、新作キッチン「クックイゾラ」が誕生しました。
並列型のキッチンのほとんどが壁際に加熱機器を設置し、シンクを介してダイニングとつながる中、「クックイゾラ」は加熱調理台をダイニングテーブルのそばに配置し、加熱機器の両側に調味料やツール類を収納する十分なスペースを確保した、従来にはないスタイルが特徴です。
また、加熱調理台と専用の換気扇を一体型にすることで、機能美溢れるデザインとなっているのも魅力。扉のラスティックオークは、新素材HPL(ハイプレッシャーラミナート)で木目の風合いをリアルに再現しており、防水性、防熱性、防汚性に優れているため、長く美しいデザインを楽しむことができます。
家族との食事はもちろん、例えば立礼式のお茶のお稽古などの際も、「クックイゾラ」なら湯沸かしや加熱調理がさっと行え、使い勝手のよさを実感することでしょう。
並列型キッチンの新しいかたち「クックイゾラ」
ステンレスのワークトップは、重厚感ある職人の手仕上げ。「クックイゾラ」は、加熱調理台をキッチンの核とした斬新なモデル。扉デザインのラスティックオークは、耐久性の高さに定評のあるHPL材を用いて、オーク材の木目と質感を表現したもの。「クックイゾラ」(W184×D75センチ)153万2740円~/トーヨーキッチンスタイル 表示価格はすべて税込みです。 撮影/阿部 浩 スタイリング/横瀬多美保 取材・文/冨部志保子
『家庭画報』2022年11月号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。