専門店に聞きました!着るだけで気分が華やぐ魅惑のコーデ「いま着てほしいうちの逸品」第7回(全10回) きものSalonが頼りにする専門店に聞く、装いの提案企画の第5弾。最終回のテーマはずばり「うちの逸品」。思い入れのある品を厳選、コーディネートしていただきました。専門店の底力をとくとご覧あれ。
前回の記事はこちら>> ひと目惚れの高揚と着るほど深まる愛
「ムーンシルク きものギャラリー」
[ここがポイント]
カジュアル路線の逸品は、素材感が大事コーディネートがうまくいった日、着付けが思い通りになった日、誰かに見てもらいたくなると、自然とお店に集まってくださるので、褒め合って、楽しみます。嬉しいを共有する時間は、なんて幸せに満ちているのでしょう。着る人だけでなくその周りの人も、あたたかい気分にしてくれるきものや帯に出合えたとき、この仕事をやっていてよかったと思います。(店主・ロマノ眞由美さん)
「ムーンシルク きものギャラリー」の提案「ムーンシルクきものギャラリー」が提唱する「すてき、カッコイイ」という装いが那須塩原界隈に浸透、ひとつのムーブメントになりつつあります。シンプルシックなきものをベースに、帯で楽しむ店主のコーディネートに惹かれて集まる女性たちの楽しそうなこと!きものの着こなしも堂に入った英国人の旦那様も人気者です。
得意は、どんどん着られる、着回しがきくカジュアル路線と言いますが、染めや織りの確かな技による長く愛せるポイントを押さえた上質なものをセレクト。着るほどに買ってよかったと思える“実力者”が揃います。一昨年のハワイでの展示会も話題になった、新風を呼ぶ活気ある専門店です。
Information
Moon Silk Kimono Gallery
栃木県那須塩原市若葉町2-13
アクセス | JR黒磯駅から徒歩20分、那須塩原駅から車で15分、黒磯ボウル向かい |
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TEL | 0287-62-6164 |
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営業時間 | 10時30分~18時 |
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定休日 | 日曜・月曜・木曜 |
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専門店に聞きました!着るだけで気分が華やぐ魅惑のコーデ いま着てほしいうちの逸品
撮影/伏見早織、西山 航(本誌) 着付け/高橋惠子 伊藤和子 企画・構成・文/古谷尚子
『きものSalon』2021年春夏号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。