第2回
見えない部分がわかりません……。
いよいよ2018年も残すところわずかです。撮影シーズン真っ最中のきものSalon編集部、師(とお呼びしたくなる知識をお持ちの編集の方々)も颯爽と走っております!
初回に続きましてE子でございます。恥を忍んで申し上げますと、不惑過ぎて着付け教室に通うまで、きもののことは何も存じ上げませんでした。きものと帯、草履……。見える部分はわかりますが、見えない部分に至っては皆目見当つかず。
今さら誰かに聞くは恥!という思いでした。でもそれでは前に進めません。聞かぬは一生の恥、誰もが最初は一年生、でございます。
そこで今回は和装研究家の赤平幸枝先生にお話を伺いました。赤平先生は器具などを使わずにとてもシンプルな手結びの着付けを広めていらっしゃいます。
先生、着付けに必要なものを教えてください。できれば最初に購入する際のアドバイスもお願いします。
「絶対にこれといった決まりはありませんので、新しいものを準備する前にお家のものをご確認ください。少しずつ知識が増えてきてから、ご自分に合ったものを買い揃えていくといいでしょう」
具体的に必要な小物を先生のアドバイスとともにご紹介いたします!
※着付けの先生や教室によって必要な小物は若干異なります。
新人きものライターE子&A子の「イチから始めるきもの道」
すぐに着られる、着せてあげる! 浴衣から留袖、振袖、男物までの基本編 新版『きもの着付けと帯結び』 赤平 幸枝 (著)
構成・文/笹本絵里 中島敦子 ※この連載で取り上げて欲しい、皆さんの「いまさら聞けない」きものの基本&疑問をぜひ お聞かせください! 件名「イチから始めるきもの道」と明記し、メールにてお寄せください。 E-mail:k-salon@sekaibunka.co.jp