専門店に聞きました!いまおすすめしたいコーディネート「洗練の染めと技の織り」第4回(全5回) 『きものSalon』本誌が頼りにする専門店に聞く、装い提案企画。今回のテーマは「洗練の染めと技の織り」です。やわらかものが得意の専門店もあれば、織りに造詣が深い専門店も。いま欲しいきものはどの店に?
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「きものさろん服部」
〔ここがポイント〕
風合いと着心地が大事心が躍るものを「正式な場所で着るフォーマルは別にして、せっかくきものを着るのですから堅苦しく考えず、心の声を聞いて気持ちが浮き立つものを選ぶことが一番です。そのためには、ぜひたくさん見てたくさん手にとってみてください。あなたの心と作り手の思いがシンクロする喜びの瞬間を一緒に楽しめたら嬉しいです。」(新旧店主 青木敏彦さん 服部絹代さん)
「きものさろん服部」の提案「きものさろん服部」は、“調布の自由が丘”と評される京王線・仙川駅前の商店街に溶け込む小さな呉服店。じつは他にないような趣味性の高い品物に出会え、染め替えやメンテナンスなど何でも頼れる「小さくても力持ち」という存在です。きもの仲間と楽しく過ごせる店主催のきものの会は毎回大好評。いつも賑やかにきもの談議が繰り広げられます。
いまは2軒先の着付け教室の学院長に重心をおく、前店主・服部絹代さんと連携しつつ、新店主・青木敏彦さんが目指すのは都市に似合う洗練。きもの好きが二度見したくなるような、シンプルなのに凝った手技が隠された普段のお洒落着が得意です。
Information
きものさろん服部
東京都調布市仙川町1-12-24
専門店に聞きました!いまおすすめしたいコーディネート「洗練の染めと技の織り」
撮影/岡田ナツ子(Studio Mug)、西山 航(本誌) 着付け/高橋惠子 構成・文/古谷尚子(本誌)
『きものSalon』2020年秋冬号掲載。この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。